アジア太平洋映画賞 アニメーション映画賞に「秒速5センチメートル」 | アニメ!アニメ!

アジア太平洋映画賞 アニメーション映画賞に「秒速5センチメートル」

 11月13日にオーストラリアのゴールドコーストで開催されたアジア太平洋映画賞(Asia Pacific Screen Awards)は、アニメーション映画賞に日本の劇場アニメ『秒速5センチメートル』(新海誠監督)を選出した。
 アジア太平洋映画賞は、国際映画製作者連盟とユネスコ、

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 11月13日にオーストラリアのゴールドコーストで開催されたアジア太平洋映画賞(Asia Pacific Screen Awards)は、アニメーション映画賞に日本の劇場アニメ『秒速5センチメートル』(新海誠監督)を選出した。
 アジア太平洋映画賞は、国際映画製作者連盟とユネスコ、それにCNNインターナショナルの協力によって運営されている。賞の対象となる国は世界70カ国・地域に及んでいる。
 賞は監督賞、脚本賞、男優賞、女優賞の個人賞のほか、長編映画部門が映画賞、アニメーション映画賞、ドキュメンタリー映画賞、子供向け映画賞の4つに分かれている。今回『秒速5センチメートル』が受賞したのはこのアニメーション部門である。

 アニメーション部門には、今年は『秒速5センチメートル』のほか、日本の原恵一監督の『河童のクゥと夏休み』、中国のアニメーションで古典作品『西遊記』を原作とした『THE BIG FIGHTING BETWEEN WUKONG AND GOD ERLANG』の3作品が挙げられていた。このなかで『秒速5センチメートル』が、見事に賞を獲得した。
 『秒速5センチメートル』は、アニメーションの個人作家出身の新海誠さんが監督をしている。また独立系の映像製作会社コミックス・ウェーブ・フィルムが製作を行っており、日本では今年春に劇場公開された。

 新海誠監督作品としては『ほしのこえ』や『雲のむこう、約束の場所』などに続くもので、互いに関連のある3つの短編から構成されている。その強い物語性で、国内で高い人気を誇っている。
 こうした人気は海外にもあり、アジアやアメリカと言った環太平洋地域でも新海誠監督ファンがいる。今回は、『ほしのこえ』から続く新海誠監督への高い評価と『秒速5センチメートル』の持つ映像としての魅力が評価されたかたちである。 

アジア太平洋映画賞(Asia Pacific Screen Awards)
/http://www.asiapacificscreenawards.com/

秒速5センチメートル公式サイト /http://5cm.yahoo.co.jp/index.html
秒速5センチメートルブログ /http://blogs.yahoo.co.jp/staff_5cm/index.html

新海誠 公式サイト /http://www2.odn.ne.jp/~ccs50140/index.html
コミックス・ウェーブ・フィルム /http://www.cwfilms.jp/
《animeanime》
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