これぞロボットアニメ 「メカンダーロボ」がDVD-BOXで登場 | アニメ!アニメ!

これぞロボットアニメ 「メカンダーロボ」がDVD-BOXで登場

 1977年に東京12チャンネル(現テレビ東京)で放映されたロボットアニメ『合身戦隊メカンダーロボ』の全話収納DVD‐BOXが、12月21日に発売される。
 『メカンダーロボ』の制作は1977年、その後79年に『機動戦士ガンダム』が登場することで、ロボットアニメの有様は大

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 1977年に東京12チャンネル(現テレビ東京)で放映されたロボットアニメ『合身戦隊メカンダーロボ』の全話収納DVD‐BOXが、12月21日に発売される。
 『メカンダーロボ』の制作は1977年、その後79年に『機動戦士ガンダム』が登場することで、ロボットアニメの有様は大きく変わって行く。作品は1980年より前の玩具会社とタイアップが最も盛んであった頃のロボットアニメの代表作である。

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          ©ワコープロ

 物語は地球上の95%を異星人に占領されたなか戦う主人公たちとスーパーロボット「メカンダーロボ」が中心となる。典型的なロボットアニメの構造を取りながらも、物語の重要なファクターに原子炉を置き、敵の戦闘を指揮するのがサイボーグに改造された主人公の母であったりと、その後のリアルロボットアニメの先駆けともいえる重厚な人間ドラマで評価が高い作品でもある。
 しかしこれまでDVD化されたことがなく、長らく幻のロボットアニメとされてきた。今回株式会社セブンエイトが、これを全話収納のDVD‐BOXとして発売する。全35話(840分)で、価格は3万5700円(税込)、11月22日までプレオーダーを受付ける。

 作品の制作スタッフ陣には、演出で2年後に『機動戦士ガンダム』を監督することになる富野善幸(現富野由悠季)さんやメカニックデザインの大河原邦男さんが参加している。さらに小国一和名義で作画監督陣に加わる湖川友謙さん、音楽の渡辺宙明さん、主題歌に水木一郎さんなども参加する。
 70年代から80年代のロボッアニメブームに欠かせないこうしたビッグネームが、数多く関わっているのもこの作品の魅力である。

セブンエイト /http://www.seveneight.co.jp/

合身戦隊メカンダーロボ DVD-BOX
発売日: 2007年12月21日
価格: 35700円(税込)/34000円(税抜)
発売元(レーベル)・販売元: セブンエイト
規格: COLOR/STEREO/片面二層/MPEG-2/4:3/ドルビーデジタル/トールケース/6枚組/840分

【スタッフ】
原作: 和光プロ企画室
演出: 安濃高志、新田義方、富野喜幸(現:由悠季)
作画監督: 小国一和(湖川友謙)、二宮常雄、正延宏三、村田四郎
脚本: 海堂清彦、陶山智ほか
キャラクターデザイン: 岡迫亘弘
メカニックデザイン: メカマン、大河原邦男
音楽: 渡辺宙明
制作: 和光プロダクション

【キャスト】
ジミー・オリオン: 神谷明
敷島竜介: 野島昭生
八島小次郎: 曽我部和行
敷島博士: 滝雅也
敷島ミカ: 横沢啓子
オズメル大将軍: 津嘉山正種
メデューサ将軍(ジミーの実母): 藤夏子
ナレーター: 中田浩二

《animeanime》
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