東京杉並にある杉並アニメーションミュージアムで「金山明博描きおろし絵画展」が開催される。 金山明博さんは1939年生まれ。65年に虫プロにアニメーターとして入社し『あしたのジョー』などの作品で活躍。その後、日本サンライズで長浜忠夫監督の『超電磁ロボ コン・バトラーV』などの「長浜三部作」でキャラクターデザインや作画監督を務め、70年代から80年代に一世を風靡した。 最近では、まんだらけが発行する季刊誌『まんだらけZENBU』で自伝的マンガ『あめんぼうの詩』の連載を行っている。 今回の絵画展では金山さんが作画監督、キャラクターデザインなどで関わったアニメーション作品や漫画など20点あまりを展示する。また、開催期間中には、金山さんによるトークショー&サイン会を開催する。 内容は金山さんが参加した短編アニメの上映に加え、「アニメーション生活四十年を振りかえる」と題したトークショーや、サイン会を行う。 また、長浜監督の作品で数々の敵方のキャラを演じて人気を博した声優、市川治さんとの対談も行われる。日時は6月10日(日) 13:30~16:00 参加費は無料で、先着50名の定員となる。申込みは6月1日(金)13:00より、メールか電話で受け付ける。(詳しい申込み方法は「杉並アニメーションミュージアム」のサイトをご覧ください)/http://www.sam.or.jp/event.php#119 杉並アニメーションミュージアムは2005年3月にオープンした、日本初の総合アニメーション施設である。 日本動画協会が運営しており、アニメの歴史に関する展示や、制作工程の展示、資料の閲覧や各種作品の上映を行っている。【日詰明嘉】/杉並アニメーションミュージアム /金山明博描きおろし絵画展
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