「同人誌と表現を考えるシンポジウム」 5月19日に池袋で(5/8) | アニメ!アニメ!

「同人誌と表現を考えるシンポジウム」 5月19日に池袋で(5/8)

 「同人誌と表現を考える会」は、5月19日に「同人誌と表現を考えるシンポジウム」と題し、昨今の同人誌を巡る環境の変化と進むべき方向を論じるシンポジウムを開催する。
 シンポジウムは「同人誌と表現を考える会」が主催するほか、全国同人誌即売会連絡会とCOMIC1

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 「同人誌と表現を考える会」は、5月19日に「同人誌と表現を考えるシンポジウム」と題し、昨今の同人誌を巡る環境の変化と進むべき方向を論じるシンポジウムを開催する。
 シンポジウムは「同人誌と表現を考える会」が主催するほか、全国同人誌即売会連絡会とCOMIC1準備会、日本同人誌印刷業組合が後援をする。全国同人誌即売会連絡会は、全国の同人誌即売会主催20数団体が参加しており、即売会間の情報交換や様々な問題の勉強会を開催している。

 今回のシンポジウムは、昨年警察庁生活安全局の諮問機関「バーチャル社会のもたらす弊害からこどもを守る研究会」が、最終報告書で様々なメディアと共に同人誌及び同人誌即売会が取り上げるなどのこれまで行政では見られなかった動きが現れたことに端を発している。
 これについて 「同人誌と表現を考える会」は、書店販売やネット通販の普及により、これまで即売会会場しか目に触れることのなかった同人誌が一般社会に浸透していることが背景にあると考えている。これまでは「同人誌」ということで許容されてきた表現が、外部の目に触れることで様々な問題を引き起こす事態も懸念する。

 シンポジウムではこうした状況を見据えて、もう一度同人誌の現状を見直し、表現の有り方を問い直すとしている。
 また、同人誌の自由な表現を守っていくためには、どのような理論と実践を進めていくべきなのかを議論する場にもなる。

 シンポジウムのパネラーには、同人誌即売会の主催者だけでなく、ライターや同人誌の商業販売を行なう小売店、弁護士、同人誌印刷業界といった様々な分野から参加する。
 同人誌の現在地を確認し、そこから進むべき道を考えることは、今後の同人誌界にとって大きな価値があるだろう。

「同人誌と表現を考えるシンポジウム」

主催: 「同人誌と表現を考える会」
後援: 全国同人誌即売会連絡会、COMIC1準備会、日本同人誌印刷業組合
日時: 5月19日(土)13:30〜開場 〜16:30終演予定
場所: みらい座いけぶくろ(豊島公会堂) 東京都豊島区東池袋1-19-1
申込: 事前予約不要(直接会場へおいでください)
料金: 入場無料
パネラー(順不同・敬称略)
伊藤剛 (マンガ評論家/武蔵野美術大学芸術文化学科講師)/斎藤環 (精神科医)/永山薫 (マンガ評論家)/藤本由香里 (編集者/評論家)/三崎尚人 (ライター/同人誌生活文化総合研究所主宰)/望月克也 (弁護士…松文館裁判弁護人)/武川優 (日本同人誌印刷業組合)/鮎澤慎二郎 ((株)虎の穴)/川島国喜 ((株)メロンブックス)/・市川孝一 (コミックマーケット準備会/COMIC1準備会)/坂田文彦 (ガタケット事務局)/武田圭史 (赤ブーブー通信社)/中村公彦 (コミティア実行委員会)

全国同人誌即売会連絡会 /http://sokubaikairenrakukai.com/

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