昨年7月の公開後、日本のアニメ界を席巻した長編アニメ『時をかける少女』がいよいよ世界最大のエンタテイメント市場の米国に登場する。3月2日から18日までニューヨークで開催されるニューヨーク国際児童映画フェスティバル(NYICFF)で、『時をかける少女』のプレミア上映が決まったためである。 『時をかける少女』は、映画祭のなかの3月3日夜6時半から「USプレミア」として上映される。プレミア上映とされているため、これが『時をかける少女』の米国初公開となる。 また、上映は日本語となり英語字幕がつく。映画祭は『時をかける少女』を10歳以上大人までの作品、推奨年齢は10歳から18歳としている。 NYICFFは1997年に始まった3歳から18歳の子供向けの映画を集めた映画祭である。米国にはフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭や日本の広島国際アニメーションフェスティバルにあたる大型アニメーション映画祭が存在しない。 このためNYICFFはアニメーションを含む児童からハイティーン向けの映画祭で最大規模、最も注目の高い映画祭である。 また、実写映画や短編映画のコンペティションが含まれるなど、アニメやコミック、VFXといったマニア向けでないより一般向層にアピールする作品が集められる。今回、『時をかける少女』の米国プレミアに、アニメコンベンションやコミックコンベンションでなくNYICが選ばれたのはマニアでないより広い層にアピールしたいという製作者側の意図もあるかもしれない。 今回米国初登場になる『時をかける少女』だが、これまでのところ正式な米国公開やDVD発売、現地企業によるライセンスの獲得は発表されていない。しかし、日本で高い評価を受けた作品だけに、今後米国で何らかの作品展開をする可能性は高いだろう。 ニューヨーク国際児童映画フェスティバルには『時をかける少女』のほか、日本からは短編映画のコンペティション8歳から14歳部門にうるまでびるさんの『Mr.Calpaccio』、同じくコンペティション12歳から18歳部門に青池良輔さんの『PERESTROIKA』の2本のアニメーションがノミネートされている。/ニューヨーク国際児童映画フェスティバル /時をかける少女公式サイト /レッツゴー!うるまでるび(うるまでびる公式サイト) /aoike.ca(青池良輔公式サイト)
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