次世代クリエーターの発掘とビジネス支援を目的に10月27日と28日に開催される東京コンテンツマーケット2006(TCM2006)の詳細が決定した。今回新たに発表されたなかで注目は、2日間にわたって開催されるクリエーター向けのシンポジウムである。 TCMのシンポジウムは毎年充実した内容のものが多く、またその時々のトレンドを反映している。今回のシンポジウムも、TCMのコーディネーターによるシンポジウムのほか、コンテンツ流通変化、ブロードバンドビジネス、そして、ネットアニメのビジネス化など、昨年から今年にかけてのコンテンツビジネス変化を意識した内容となっている。 27日の「近未来技術がコンテンツ流通を変える」では、東芝でデジタルメディアを担当する片岡秀夫氏やNTTのプロデューサー伊能美和子氏、P2Pのデジタルコンテンツ配信システムを事業とするドリームボードの加藤弘幸氏らが登場する。 ゲストの顔ぶれからみて、インターネット上でのデジタルコンテンツの配信が中心となりそうだ。インターネット上のコンテンツ流通が大きく変わっているというわけである。 ネット上のコンテンツ流通と言えば、ブロードバンドビジネスは切り離せない。それについて特に取り上げるのは「ブロードバンド流通ビジネス最新事情」である。 ゲストには大手地上波放送局が行う画像投稿サイトと話題になったフジテレビラボ代表の時澤正氏、東映アニメーションの大山秀徳氏、オンラインゲーム大手のジークレスト社長の長沢潔氏が登場する。大手放送局と大手アニメ制作会社が、今後ブロードバンドをどのように活用して行くのかに触れそうだ。 また、今後数年、アニメやゲームにとってインターネットは今以上に重要になるだけに、放送局、アニメ制作会社、ゲーム会社という組み合わせは面白い討論になりそうだ。 インターネットとコンテンツといえば、最近のネットアニメの活発な動きは見逃せない。こちらはネットアニメのコンテンツを企業がまとまって売り出して行くユニークな試み「やわらか戦車連合軍」が中間報告というシンポジウムが開催される。 やわらか戦車連合軍のコーディネーターともいえるファンワークスの高山晃社長を中心に、連合軍参加企業が軒並み参加するだけに見逃せないシンポジウムになりそうだ。/東京コンテンツマーケット2006 場所:TCM2006会場六本木森タワー「六本木アカデミーヒルズ40」10月27日「近未来技術がコンテンツ流通を変える」15時~16時半10月28日「ブロードバンド流通ビジネス最新事情」12時半~14時「やわらか戦車連合軍 中間報告」14時半~16時
大塚剛央、笠間淳らの歌声初お披露目! J-POPカバーアルバム「Re:collection」第2弾PV公開&ライブも開催決定! 2024.4.23 Tue 19:00 豪華男性声優陣によるJ-POPヒットソングカバーライブの第2弾が…