米国産マンガスタイルのコミックが携帯に登場(7/19) | アニメ!アニメ!

米国産マンガスタイルのコミックが携帯に登場(7/19)

 日本のマンガがアメリカで人気が獲得するようになり、アメリカで急激に増えたものに日本マンガスタイルの米国産マンガがある。この米国産マンガのひとつが、携帯電話からのダウンロード販売を利用した商業マンガとして日本にデビューすることになった。作品は、アメリ

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 日本のマンガがアメリカで人気が獲得するようになり、アメリカで急激に増えたものに日本マンガスタイルの米国産マンガがある。この米国産マンガのひとつが、携帯電話からのダウンロード販売を利用した商業マンガとして日本にデビューすることになった。作品は、アメリカのマンガ出版社大手のTOKYOPOPが企画・制作した『プリンセス・アイ物語』である。
 TOKYOPOPは、国内コミックサイト最大手のNTTソルマーレが運営する「コミックi」と「コミックシーモア」に『プリンセス・アイ物語』を提供する。作品は7月20日から両サイトで有料にてダウンロード出来る。
 また、同時に無料でTOKYOPOP提供の無料コンテンツ「mangaでe・i・go!~プリンセス・アイ物語編~」も同日から提供される。

 『プリンセス・アイ物語』は、米国産マンガのなかでは『メガトウキョウ』や『キングダムハーツ』と並ぶ大ヒット作である。代表的な米国産マンガ作品である。そ
 しかし、その制作は日本マンガより複雑で、キャラクター原案を日本のマンガ家矢沢あい氏が行い、原作はアメリカ人のコートニー・ラヴ氏とD.J.ミルキー氏、さらに作画は、日本人マンガ家の鯨堂みさ帆氏担当する。絵こそ日本マンガだが、共同制作というスタイルはアメリカのコミックに近いかもしれない。
 これまで、米国産マンガはビジネス的には、日本マンガの代替という側面が強かった。アメリカ市場で日本マンガが人気なる一方でライセンス獲得競争が激化しており、ライセンス料の高騰やライセンス獲得不足の副産物だといえる。

 それだけにアメリカから逆に日本に米国産マンガを輸出する今回の動きには意外感がある。逆に言えば、日本の携帯やネット世界でのコンテンツ不足も理由るかもしれない。
 いずれにしろ、アメリカで作られた日本スタイルのアメリカのマンガは、日本でどのように受け入れられるか興味深いところである。

/TOKYOPOP 
/NTTソルマーレ 
《animeanime》
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