7月11日から川崎市の岡本太郎美術館で、ウルトラマン誕生40周年を記念した展覧会「ウルトラマン伝説展 The Legend of Ultraman」が始まった。 展覧会の展示は主に3つのパートに分かれて、ウルトラシリーズのヒーローや怪獣のきぐるみなどのウルトラマン関係資料約140点、ウルトラマンの始まった頃の60年代の文化資料約100点、それに怪獣造形の第一人者として名高い成田亨氏と高山良策氏の怪獣のデザイン画や怪獣造形、それに油彩作品など約50点である。 会期中は『ウルトラマン』や『ウルトラQ』の上映会や撮影会、プラネタリウムを使った『メガスターⅡ特別投影「ウルトラマンの故郷M78星雲はどこだ』といった多彩な特別企画も用意されている。 7月30日にはウルトラマンのフジアキコ隊員役で知られている桜井浩子さんを司会に飯島敏宏監督、黒部進さんを招いたトークショー「ウルトラマンの頃」が開催される。『ウルトラマン』の主要なメンバーが揃う貴重なトークショーになるだろう。展覧会は9月18日まで開催される。 また、これとは別に7月13日に青森県青森市で開館した青森県立美術館は、ウルトラマンシルーズの怪獣デザインの成田亨氏のデザイン画を主要コレクションとして公開を始めた。成田氏の作品は、郷土を代表するアーティストの一人として、版画家棟方志功氏や現代美術家の斎藤義重氏と並んで紹介される。 作品は作家ごとの振り分けられた常設の個別展示室で展示されるため、青森美術館に来館の際はいつでも観ることが出来る。/岡本太郎美術館 /関連イベント /円谷プロダクション /青森県立美術館 /成田亨所蔵作品リスト
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