『キネマ倶楽部』は、日本映画とテレビを研究する世界中の学者によって組織された研究会である。90年代に日本映画に関心のある大学院生たちにより始められ、1995年にはウエッブサイトキネジャパンを設立し交流活動を続けている。1999年以降は北米を中心に研究会を開催してきたが、今回ウエッブサイトの設立から10年目に東京で学会を開催することになった。 全体のスケジュールは6月22日から26日に及ぶが、学会での研究発表は23日、24日になり、東京・御茶ノ水のアテネフランセ文化センターで行われる。発表の中では、日本映画でのアニメ作品の大きさも反映してアニメ作品に関する研究も数が多い。 23日のセッション1では、ANIME1というパネルの中でスーパーフラットをテーマにした芸術の話題からエヴァンゲリオンやグローバル資本主義まで幅広い内容で4つの発表が行われる。また、セッション2のANIME2では、東映動画に関する研究やリミテッドアニメーションの研究など3つの発表がある。さらに、24日のセッション4のANIME3では、戦中、戦前の日本アニメーションの研究やカートゥーン・アニメーションの研究などがあり、全体を通して非常に多彩で興味深い研究が揃っている。 6月24日夜には、国際交流基金において特別ゲストの押井守氏を中心とした押井守イベントが開催される。イベントでは『Avalon』の上映会のほか押井守氏、上野俊哉氏、トマス・ラマール氏による座談会『すべてのアニメは映画になる』が予定されている。詳細はこちらで/キネマ倶楽部公式サイト(英語)
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