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アニメ新雑誌創刊 インデックス

 携帯端末を利用した情報配信大手企業インデックスは、子会社インデックス・マガジンから新たなアニメ雑誌を発売する。新雑誌のタイトルは『アニメーションRE(アールイー)』で7月号からの発刊になる。キャッチフレーズは“アニメの心を取り戻すトリビュートマガジン

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 携帯端末を利用した情報配信大手企業インデックスは、子会社インデックス・マガジンから新たなアニメ雑誌を発売する。新雑誌のタイトルは『アニメーションRE(アールイー)』で7月号からの発刊になる。キャッチフレーズは“アニメの心を取り戻すトリビュートマガジン”である。

 インデックスはアニメ制作会社マッドハウスや玩具会社タカラの大株主であり、先頃のタカラとトミーの合併では仲介役として注目を浴びた。さらに、タカラ、トミーと共同でキャラクターコンテンツの管理会社タカラトミーネットワークスの設立や大手地上波放送局とのコンテンツ提携といったアニメを含む幅広いコンテンツ産業に意欲的に取り組んでいる。今回の新雑誌創刊は、こうした流れの中でキャラクタービジネスの相乗効果を狙ったものだと考えられる。
 現在、新雑誌の情報はインデックス・マガジンには公開されていないがアマゾンドットコムでは予約の受付を開始している。アマゾンドットコムの紹介によれば、当面は隔月刊で発刊し、その後月刊化を目指すという。

 雑誌の内容は、巻頭特集が劇場版『鋼の錬金術師』と制作会社BONSEである。そのほか『機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐』や声優の能登麻美子、アニメーター逢坂浩司などが取り上げられる。
 表紙の見出しだけで見る限りでは、『アニメージュ』や『ニュータイプ』型の総合雑誌を目指しているようだ。しかし、総合誌ではこの2誌が安定した人気をつかんでいるほか、『アニメディア』がやや男性読者より、昨年秋創刊の『PASH!』が女性ファンよりの編集を行っており市場環境は厳しい。当初の隔月刊でこうした雑誌に対するには激しい競争が予想される。
 しかし、インデックスはマッドハウスやタカラ、トミーといった業界の有力企業との関係や大手地上波放送局との関係から魅力的なコンテンツを提供出来る可能性が高い。また、他の事業との相乗効果を狙い、豊富な資金力で長期的に雑誌を育てるつもりであれば人気雑誌に育ってくるチャンスもあるだろう。

 (情報元 編集長メモ /新雑誌「アニメーションRE」)

/インデックス・マガジン 
《animeanime》
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