サツキとメイの家の行方(続) | アニメ!アニメ!

サツキとメイの家の行方(続)

 愛知万博で展示をされ、万博後の行方を巡って激しい誘致合戦の続いている『サツキとメイの家』だが、その誘致合戦がますます白熱化してきたようだ。中日新聞の5月24日の報道によると、前回当ブログの中で誘致活動を行っていると上げた4自治体(三鷹市、東村山市、所沢

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 愛知万博で展示をされ、万博後の行方を巡って激しい誘致合戦の続いている『サツキとメイの家』だが、その誘致合戦がますます白熱化してきたようだ。中日新聞の5月24日の報道によると、前回当ブログの中で誘致活動を行っていると上げた4自治体(三鷹市、東村山市、所沢市、岐阜県上石津町)に加えて、岐阜県郡上市、山梨市、豊田市、三重県桑名市の4自治体が名乗りを上げている。さらに、中日新聞は、地元で要望の声が強まれば愛知県も保存に手を上げるはずであるとの声を紹介している。 まさに、取り合い状態の様相を呈しているが、万博後の行方は未定である。

 人気施設と話題性の大きい施設だけに実際移築され公開されれば、地元への集客効果は計り知れない。しかし、一方で記事ではかなりの金額に上りそうな施設の維持費について触れている。
 『サツキとメイの家』は、万博での建設費、維持費に3億円がかかっているという。直接に触れる施設だけに修繕費がかり、人件費だけでも月に1千万円以上、施設に置かれた昔の歯ブラシは1本6000円だと紹介している。

 こうした維持費や運営費のための採算性を考えると交通の便のため集客力が発揮できない地方都市は、地元負担を考えると現実性は小さいかもしれない。そうであれば、人の集まり易い都市圏の自治体が運営上は有利になる。
 あるいは、万博会場にそのまま公園施設として残すのであれば、初期費用もかからず運営もし易いだろう。しかし、最もファンにとって便利なのはジブリ美術館の近辺にしかるべき用地を確保してジブリ美術館と合わせて見学出来ることかもしれない。

中日新聞の記事 /閉幕後の長久手何残す?
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