押井守監督の実写映画の代表作である『Avalon』が、「フラッシュバック/フラッシュフォワード:過去への視線」と題された映画シリーズとして上映される。このシリーズは、海外向けに日本の巨匠作品を紹介する国際交流基金の活動の一環で、英語字幕つきでそうした作品を上映するものである。 この中で押井守監督もアニメや実写を超えた映画の巨匠として取り上げられ、『Avalon』は溝口健二監督の『雨月物語』や黒澤明監督の『わが青春に悔いない』などともに上映される。 しかし、作品上映後の社会学者上野俊哉氏、マギル大学教授トマス・ラマール氏を交えた座談会のタイトルは『すべての映画はアニメになる』となっている。アニメーションと実写、一般には異なると思われがちな映像表現双方に携ってきた押井監督独自の映像表現論も期待出来そうな内容である。 また、『Avalon』はスクリーン上映されることが少ない作品のため、大画面でみる貴重な機会ともなるだろう。フラッシュバック/フラッシュフォワード:過去への視線日時:2005年6月24日会場:赤坂・国際交流基金フォーラム 18:00~「Avalon」(106分/35mm上映) 20:00~ 座談会 “すべての映画はアニメになる”(ゲスト:押井守、上野俊哉、トマス・ラマール)共催:キネマ倶楽部 企画・運営協力:特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会事務局詳しい情報こちら/ 過去への視線を国際交流基金フォーラムで開催! /特定非営利活動法人東京フィルメックス /国際交流基金 /押井守公式サイト
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