コンピュターエンターテイメント産業の調査、研究、普及、啓蒙を行っているCESA(社団法人コンピュターエンターテイメント協会)は、今年9月24日から26日に開催された東京ゲームショウ2004における来場者調査報告書を公表している。この報告書によると本年の東京ゲームショウの来場者はビジネス入場者と一般入場者合わせて160,096人となり99年秋のゲームショウ以来5年振りに16万人を越えた。また、2001年春の11万8千人を底に来場者数は順調に回復している。 今回の調査は、ゲームユーザーの基本特性、ゲームユーザー像の把握やマーケティング戦略を目的に、開催の最終日の26日におよそ1100人の回答を回収することで行われた。調査項目はゲームの利用状況から携帯ゲーム、PCゲーム、オンラインゲーム、オリンピックとゲームの関連、ゲームのレイティングの認知度にまで幅広く及んでいる。 この中で特にアニメに関わりのあるのは、ゲーム以外で関心のある趣味の質問項目である。この項目で興味深いのは選択肢の中から『漫画・アニメ』を選んだ回答者が57.5%で、2位の『インタネット・パソコン』の51.7%を始めとする他の回答を圧倒的に引き離していることである。一般にゲームファンとアニメファン、コミック(漫画)ファンには大きな重なりがあると見なされているがこのデータはそれを裏付けている。 しかし、さらに興味深いのは、これを男女別に分けた場合、男性56.4%に対して、女性60.8%となりこの分野の関心があると答えた女性の比率が男性を上回っていることである。さらに10歳から12歳の女性で81.3%、13歳から15歳95.2%、16歳から18歳80.0%、19歳から24歳79.0%と24歳以下の女性ではゲームファンとアニメ・コミックファンはほとんど重なっており、最近指摘される女性層におけるアニメ・コミックファンの厚みがここでも立証されている。 また、アニメ・漫画が趣味と答えた回答者は他の回答者に比べてゲームジャンルではロールプレイングゲームやアクションゲーム、アドベンチャーゲームを好む傾向が強く、好きなゲームのタイプでは、冒険・ファンタジー系とキャラクター系のゲームに他の趣味を持つものより惹かれる傾向がある。両結果を合わせてみると、ゲームとアニメ・漫画のいずれにも関心のある層は物語指向、キャラクター指向を持っていると考えられる。/CESA /CESAのゲーム関連調査報告書 /東京ゲームショウ
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