2.5次元アイドルグループ「すたぽら」が、東名阪Zeppツアー「StarLight PolaRis Summer Tour 2026『StarLoading now…!!』」を完走。ツアーファイナルではこの秋から初の地上波ラジオ番組がスタートすることも発表された。

「すたぽら」のキャッチコピーは「君を導くいちばん星に」。グループ名には、音楽でファンを導く北極星のような存在になる、という意味が込められている。等身大の感情や前向きな想いを、キャッチーで耳に残るメロディに乗せて届けるオリジナル楽曲の投稿をはじめ、歌ってみた動画や生配信、リアルライブを中心に活動中。幅広い音域と豊かな音楽的センスが魅力の、2.5次元アイドルグループ。
本ツアーは名古屋・大阪・東京の3都市を巡る東名阪Zeppツアーとして、8月から9月にかけて開催されたもの。8月12日にリリースした初のカバーアルバム『あの頃せれくしょん!』の収録曲を中心に、すたぽらを象徴するオリジナル曲や、豪華ゲストとのコラボレーションを披露した。
メンバーそれぞれの個性が“Loading”されていくオープニング映像に続き、4人がステージに登場。音楽プレイヤーの画面を思わせるパネルを背に、横一列に並んだマイクスタンドの前へ立った。

幕開けを飾ったのは、平成を代表するアイドルソング「フライングゲット」。大人びた歌声と華麗なマイクスタンドさばき、キレのあるダンスで、普段の“かわいい”イメージとは異なる一面を見せる。その姿に、ぽらりす(すたぽらファンの呼称)から大きな歓声が上がった。
全員がハンドマイクに持ち替えると、如月ゆうが「ファイナル!最高の景色を目に焼きつけていってね!」と呼びかけ、「初恋サイダー」へ。メンバー同士で顔を見合わせながら歌い、Coe.とこったろ、くにと如月ゆうがそれぞれ背中合わせになる。音域の異なる4人の声が重なり、楽曲に込められた初々しいときめきと甘酸っぱい切なさを表現した。
「ヒバナ」では、4人がそれぞれお立ち台に足をかけ、力強い歌声を響かせた。こったろのデスボイスに続き、Coe.、くに、如月ゆうがヘドバンを見せ、ロックナンバーならではの熱量でステージを展開していく。

一転して「女々しくて」では、窓拭きジャンプやステージ上を大きく使ったパフォーマンスを披露。間奏では、くにとこったろによる三輪車レースが突如始まり、敗れたくにが罰ゲームとして如月ゆうからハリセンでお尻を叩かれる場面もあった。ロックナンバーからコミカルな演出まで、楽曲ごとに表情を変えるすたぽらの振り幅が際立つブロックとなった。
中盤では、豪華ゲストとのコラボレーションが繰り広げられた。
トップバッターとして登場したのは、こったろと、体調不良で出演を見合わせた悠佑に代わり出演した、いれいすのりうら。「悠佑が来られなくなった分、このライブを2倍、いや100倍盛り上げます!」と宣言し、「サムライハート(Some Like It Hot!!)」を披露した。
互いに背中を預け、向き合ってフェイクを重ねる2人。力強い歌声を掛け合わせ、最後はハイタッチを交わしてステージを締めくくった。

続く「ブルーアンビエンス」では、Coe.とりうらが客席を勢いよくあおりながら、軽快に歌を掛け合った。肩を組んでロングトーンを響かせる姿からは、普段から親交の深い2人ならではの距離感が伝わってくる。
「カラオケでよく歌うこの曲、いつもうまくハモれなかった」と明かした2人だが、この日は息の合ったハーモニーを披露。最後は「俺たちがりうちむです!」と声をそろえ、“手カエル”ポーズで笑顔を見せた。
成人男性三人組のえるのとウォルピスカーターを迎え、Coe.、こったろとともに4人で披露したのは「残酷な天使のテーゼ」。和やかなトークから歌唱へ移ると、それぞれの歌声を活かした掛け合いとハーモニーで、楽曲の持つスケール感を引き出していった。

「君の知らない物語」では、クレノアのしゃけみーとスタンガン、くに、如月ゆうが共演。「全国民の(彼氏!)かまって(ワンワン!)」という、くにの自己紹介コール&レスポンスが、しゃけみー、スタンガン、くに、如月ゆうとの4人での配信から生まれたことも明かされた。如月ゆうが「うちの子がお世話になって!」と感謝を伝えるなど、4人の関係性がうかがえるトークが展開された。
すたぽらの4人が再びステージにそろうと、Coe.とくにがパーソナリティを務める、すたぽら初の地上波ラジオ番組『推しえて?すたぽらじお!』が、この秋からスタートすることが発表された。

“推しの推しを掘り下げていく”ことをテーマとする同番組には、初回放送にいれいすのリーダー・ないこ、第2回放送にはこったろがゲスト出演予定。さらに、12月には公開収録が行われることも明かされた。リアルライブとは異なる形で魅力を届ける、新たな挑戦が始まる。
それぞれのイメージカラーを取り入れたカラフルな衣装に着替え、アイドルモードへと切り替えた4人は、新体制になって初めてのオリジナル曲「メイド・イン・ME」を披露した。
“なりたい自分になっていい”というメッセージを、まっすぐな歌声と一体感のあるフォーメーションダンスで届ける。個性を活かしながら一つのステージをつくり上げる姿は、“1.5章”を歩む彼らの現在地を映し出すとともに、その先に続く第2章への期待を抱かせた。
本編ラストを飾ったのは、“1.5章”の要となる「なう☆ろーでぃんぐ!」。
予想外の出来事も楽しみ、決して諦めずに前へ進む。楽曲に込められたそのメッセージを4人がステージ全体で体現し、変化の中でも自分たちらしく歩み続ける、現在のすたぽらを象徴する本編ラストとなった。
「地球最後の告白を」でスタートしたアンコール。「きみの存在が何よりもかけがえのない宝物です。だからこそ信じてついてきてくれたきみを絶対に離さない、絶対にもっと最高の景色見に行こう!」というくにの言葉にも、どうしたって胸が熱くなる。
続いて披露されたのは、すたぽら初のオリジナル曲「First Star」。Coe.が「これからもこの歌を歌っていきたいと思います」と語ると、4人は互いの目を見ながら歌声を重ねていった。
自分たちは〈君を導くいちばん星〉であり続ける。結成当初から歌い続けてきた一曲を通じて、活動の形が変わっても揺らぐことのない信念を伝えた。
この日出演したゲスト全員を迎えて披露したのは、「イケナイ太陽」。夏らしい軽快な楽曲と、この日限りのコラボレーションで、ツアーファイナルを華やかに彩った。
ゲスト一人ひとりを感謝とリスペクトを込めて見送ると、Coe.が「今日聴けてない曲ありませんか? やっぱり子どもも大人もバブったほうがよくない?」と客席に呼びかけ、「おぎゃりたい!えぶりでい」へ。
赤ちゃんになりきった4人が、無邪気でかわいらしいパフォーマンスを繰り広げる。クールな歌唱からコミカルな演出まで、目の前のステージを全力で楽しむ姿が、すたぽらのライブが持つ自由さと親しみやすさを伝えていた。

最後は4人で肩を組み、「1.5章も2章も、すたぽら頑張るぞ!」と声を上げた。
どんな壁が立ちはだかろうとも、どんな変化を迎えようとも、胸を張って前へ進む。ぽらりすの道しるべとして、そして希望の光として、すたぽらはこれからも自分たちらしく輝き続ける。









