Webコミック『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』のTVアニメ化が決定。これに伴いティザービジュアル、コンセプトムービー、メインスタッフ情報が公開された。また原作者・塀よりアニメ化にあたりコメントが届いている。
『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』は、2019年3月に連載を開始した、秋田書店「チャンピオンクロス」で連載中の塀によるWebコミック。20歳の大学1年生・上伊那ぼたんを中心に、同じ寮で暮らす先輩たちと“お酒”を通じて心を通わせていく日々を描く。
作中には日本酒やウィスキー、ワインなど実在するお酒が多数登場。音楽や映画など、お酒と共に楽しめるさまざまなカルチャーの描写もふんだんに盛り込まれ、それぞれがキャラクターの性格や心情と結びつき独特の空気感を醸し出している。
このたびのアニメ化決定に際し、スタッフがどのように向き合い、アニメーションを形作っていくかを示したコンセプトムービーが公開された。
メインスタッフも明らかになっており、まず監督はアニメ『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』で監督、『リコリス・リコイル』で演出を務めた佐久間貴史。そして副監督は『炎炎ノ消防隊』の絵コンテ・演出を担った戸澤俊太郎だ。
そしてキャラクターデザインは『ヤマノススメ Next Summit』のEDアニメーションを制作した吉成鋼。メインアニメーターは『ヤマノススメ』キャラクターデザイン・総作画監督を担当した松尾祐輔と、『お兄ちゃんはおしまい！』総作画監督のみやちが務める。またシリーズ構成は『ゆびさきと恋々』の米内山陽子。音楽は『ようこそ実力至上主義の教室へ』第2期～第3期の橋口佳奈となっている。制作は『mono』のソワネだ。
TVアニメ『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』について、今後の続報はこのたび開設した公式サイトや公式X（旧Twitter）をチェックしておこう。
＜以下、コメント全文＞
原作者：塀
『上伊那ぼたん』TVアニメ化決定の報告ができることを嬉しく思います。
あの素晴らしいコンセプトムービーをはじめて観たときの感動を、ようやく皆さんと共有できるのですね。
制作にあたり、ぼくたちは目線を合わせ、多くの対話を重ねています。
関係者全員が原作へのリスペクトをもって、各自の創作性や技術を大いに発揮してくださっている。
彼らと仕事ができ、ぼくはとても幸福です。
盃を片手に、ぜひご期待ください。
TVアニメ『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』作品情報
タイトル
上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花（かみいなぼたん、よえるすがたはゆりのはな）
スタッフ
原作：塀「上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花」（秋田書店「チャンピオンクロス」連載）
監督：佐久間貴史
副監督：戸澤俊太郎
キャラクターデザイン：吉成鋼
メインアニメーター：松尾祐輔、みやち
シリーズ構成：米内山陽子
音楽：橋口佳奈
制作：ソワネ
（C）塀（秋田書店）／上伊那ぼたん製作委員会
