ジブリパーク新エリア「魔女の谷」でハウルの部屋に入れる!? グーチョキパン屋で舌鼓も♪【フォトレポ】 | アニメ!アニメ!

ジブリパーク新エリア「魔女の谷」でハウルの部屋に入れる!? グーチョキパン屋で舌鼓も♪【フォトレポ】

スタジオジブリ作品の世界観を表現した公園施設「ジブリパーク」内に、新エリア「魔女の谷」が誕生。2024年3月16日より開園となります。

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スタジオジブリ作品の世界観を表現した公園施設「ジブリパーク」内に、新エリア「魔女の谷」が誕生。2024年3月16日より開園となります。

ジブリパークは、愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内にある、スタジオジブリの世界を表現した公園。昨年11月1日にオープンし、すでに「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」の4つのエリアが存在。そしてこの度「魔女の谷」が加わり、もっと多くのジブリ作品の世界を楽しめるようになりました。

新設された「魔女の谷」は、“魔女”が登場するスタジオジブリ作品をイメージしたヨーロッパ風のエリア。多くのファンから愛されている『魔女の宅急便』『ハウルの動く城』『アーヤと魔女』などの作品にまつわるエリアということで、情報発表時から大きな話題となっていました。

アニメ!アニメ!では、一般公開前に「魔女の谷」へ潜入! 広大なエリア内に見どころ満載となっていたので、皆さんが来園した際に見逃してしまわないよう、以下にて紹介したいと思います。

@editoranimeanime 本当にここは愛知県? ヨーロッパの街並みが広がるジブリパーク新エリア「魔女の谷」へ潜入してみた! ついに2024年3月16日より新エリアがオープンします 劇中ではみられなかった、細部までこだわった展示ばかり! ジブリ好きはぜひ現地で体験してみてください愛知県長久手市茨ヶ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内 平日10:00~17:00 土日・休日9:00~17:00 (休園日:火曜(休日の場合は翌平日)、年末年始他 行ってみたい人は保存してね #ジブリパーク #ジブリ大好き #魔女の宅急便 #ハウルの動く城 #アーヤと魔女 #君たちはどう生きるか #名古屋観光 Ghibli-style nostalgic waltz - MaSssuguMusic

■日本じゃないみたい!ヨーロッパの街並みをイメージした「魔女の谷」


ジブリ作品の中では『ハウルの動く城』が一番好きな筆者。楽しみすぎて昨晩は一睡もできず、「せっかくなら……」とDVDで作品をおさらいし、名古屋行きの新幹線に乗りました。

ジブリパークに着き、入り口にある『天空の城ラピュタ』の世界のモデルとなった、19世紀末の空想科学世界をもとにデザインされた「エレベーター塔」を使って公園内に入ると……あっ!

見えました! ハウルの城です!

ワクワクが止まらない足で「魔女の谷」へ向かうと、迎えてくれたのは『アーヤと魔女』に登場する魔女ベラ・ヤーガをイメージしたオブジェ。大きな口を開けて私たちを快く(?)「魔女の谷」へと迎え入れてくれます。

さらにその先にある門をくぐると、広がるのはヨーロッパをイメージした街並み。本当にここは愛知県? 日本じゃないみたい!

■『アーヤと魔女』アーヤの寝室がかわいい!ベラ・ヤーガの鍋の中身は…?


エリアに入って最初に目につくのは、「魔女の家」。『アーヤと魔女』の主人公・アーヤが引き取られた家で、魔女ベラ・ヤーガの作業部屋やアーヤの寝室、図書室、バスルーム、キッチンなどが再現されています。

アーヤの部屋はピンクと黄色の壁紙を基調とした部屋で、パッチワークのお布団がかわいい~!

乱雑な図書室、また作業部屋も劇中そのまま。片付けが苦手なベラ・ヤーガらしく、作業机の散らかり具合は凄まじいもの。しかし、それが妖しさを増幅させ、ミステリアスな雰囲気を漂わせています。

作業部屋の奥には魔法の材料を調合する大鍋があるのですが、劇中では鍋の中身は描かれていませんでしたよね。ここでは、劇中で描かれなかった鍋の中身も再現。おどろおどろしくもどこか神秘的な鍋の中身を、ぜひチェックしてみてください!

■『ハウルの動く城』ソフィーが切り盛りする帽子店!キャンディーやクッキーも販売


「魔女の家」を出て次に現れるのは、「ハッター帽子店」。『ハウルの動く城』の主人公・ソフィーが切り盛りする帽子店です。

帽子店なので帽子を売っている……かと思いきや、帽子に加えてオリジナルキャンディーやクッキー、キーホルダーなどを販売。いろいろな味のするキャンディー、帽子の形をしたクッキー、また劇中でソフィーやハウルが被っていた帽子が売っていて、全部欲しくなること間違いなし!

先行公開中はグッズの購入はできなかったのですが、もし購入できたら私はここでいくら使っていたかわかりません……。

なお、エリア内には「13人の魔女団」というグッズショップも。そこにもかわいいグッズが満載で、店員さんと「お財布に痛いエリアですね」とお話ししました。

「ハッター帽子店」はショップだけでなく、中庭から建物の奥に進むと、ソフィーが帽子を製作する作業場をのぞくことができます。

2階に上がると、魔女や魔法にまつわる書籍が揃う本屋「魔女の本棚」が。『魔女の宅急便』はもちろん、『魔女図鑑』なども! うわ~、懐かしい! 小学校の頃、これを読んで頑張って魔女になろうとしていたのは私だけじゃないはず……!

■『魔女の宅急便』グーチョキパン屋のパンが実際に買える!


「ハッター帽子店」のお隣にあるのが、「グーチョキパン屋」。『魔女の宅急便』の主人公・キキと黒猫ジジが暮らしたパン屋です。

ここは、その名の通りパン屋さん。カヌレやメロンパン、クロワッサン、名古屋といえばのあんバターパンまで、たくさんのパンが売っています。

2階には、キキやジジが寝泊まりした屋根裏部屋もありました。

ちなみに、お店の前にはジジたちのオブジェが。
こ、この並びは劇中の最後に登場したあのシーン……! 

■オキノ一家の生活が手に取るようにわかる!「オキノ邸」


店を出てエリアの奥に進むと、キキが魔女の修行に旅立つ前まで過ごした「オキノ邸」もあります。

キキの母・コキリが薬を作っている魔女の店は、薬草などの草花が天井から床までズラリと並んでいます。まるでお花屋さんのような空間です。客間や居間、台所もキレイに片付いており、同じ魔女でもベラ・ヤーガとの違いが見えますね(笑)。

2階にはキキの部屋や、魔女を研究している父親の書斎があり、オキノ一家の生活を垣間見ることができます。特に、13歳の女の子らしさがこれでもかと詰まっているキキの部屋。劇中、真っ黒の魔女服を着るのを嫌がっていたキキ。オシャレに興味を示し始めた年齢だからこそ、クローゼットにはカラフルでかわいいフリフリの服が並んでいます。

それはタンスの中も同様。ハンカチや羽織もの、さらにはインナーパンツまで! 勉強机の引き出しにも色とりどりの鉛筆やレターセットが入っていて、キキの生活どころか、彼女の人となりまで感じられるものとなっていました。

■まさかハウルの部屋に入れるなんて(感涙)!完璧すぎる再現度


さぁ、いよいよ私が一番行ってみたかった場所「ハウルの城」へと入っていきましょう!

『ハウルの動く城』に登場する、生き物のような形をした存在感のある城(高さ約20m)です。近くで見るとこの迫力!

しかも1時間に数回、城の一部が動いて煙を吐きます。まるで本当に移動するかのよう……! 

中に入ると、劇中そのままの空間が目の前に。左側にはカルシファーの炉、その奥にはソフィーのベッドが。麦わら帽子と杖もありました。

そして右側の机には……これこれ! 映画を観た人全員が「食べたい!」と思ったこと間違いなしの朝食。分厚いベーコンに目玉焼きが2つ、パンにチーズ……はぁ、マルクルのようにかぶりつきたい!

ちなみに、入り口のドアノブを回すと4色円盤も回転し、窓の風景が変わるという仕組みも。

2階には、ハウルの寝室やハウルの衣裳部屋、ハウルのアトリエのほか、浴室やマルクルの部屋が。まさか生きているうちにハウルの部屋を見ることができるなんて(涙)。ハウルの部屋は魔女除けのまじないのかかったガラクタだらけ、お風呂は汚い……でも衣裳部屋はキチンとしているなど、自分の美醜にこだわるハウルらしさが伺えました。


《米田果織》
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