舞台「おそ松さん」新キャストによる2nd SEASONが開幕！前作お馴染みの楽曲も新メンバーで披露♪

TVアニメ『おそ松さん』を舞台化した舞台『おそ松さん on STAGE～SIX MEN'S SHOWTIME～2nd SEASON』が新キャストを迎え、11月23日に開幕した。

当日は囲み取材も実施され、おそ松役の中西智也をはじめカラ松役の大野紘幸、チョロ松役の杉咲真広、一松役の三井淳平、十四松役の中村碧十、トド松役の本間一稀、おそ松/F6役の草地稜之、カラ松/F6役の中本大賀、チョロ松/ F6役の松井健太、一松/ F6役の磯野亨、十四松/ F6役の木村優良、トド松/F6役の松本勇輝が登壇。それぞれが舞台への想いを語った。

『おそ松さん on STAGE ～SIX MEN’S SHOW TIME～』は、二十歳を過ぎてもニート生活を続けるどうしようもない6つ子たちがユーモアたっぷりに描かれ、2016年度の流行語大賞にノミネートされるなど日本全国に旋風を巻き起こしたTVアニメ『おそ松さん』の舞台化だ。2016年の舞台化第1弾を皮切りに、2018年に第2弾、2019年に第3弾が上演され、『おそ松さん』の世界観をハイクオリティで再現しつつも、クズでニートな6つ子たちの1日を繰り広げた爆笑のステージは全公演で満員御礼の大ヒットを記録してきた。

『2nd SEASON』と銘打ち、新キャストを迎えての新たな舞台化となる本作は、11月27日まで東京公演が行われ、11月30日から12月3日には兵庫公演が決定している。

その開幕当日、囲み取材では冒頭の挨拶で、おそ松役の中西は「初日で緊張してますが、全員を信じて自分たちにできることをやりきりたいと思っています」と、座長としての意気込みを熱く語る。

続いて、キャストがそれぞれの質問に回答していく。「今回、脚本で前作のおそ役高崎翔太さん、振付で前作のF6おそ松役井澤勇貴さんが担当されていますが、それぞれ役柄について何かお話されたことはありますか？」と聞かれると、中西は「（高崎）翔太さんと記者会見で自分らしくおそ松を演じれば、自然とおそ松になれる」と熱いメッセージをもらったことを明かした。

F6おそ松役の草地は、今回振付を担当した井澤にF6の「お笑い」について相談をしたとのこと。「自信をもって楽しめばお客さんは笑ってくれる」と、井澤からの真摯なアドバイスに感動を露にしていた。

続いて「役づくりで難しい、楽しいと感じた部分や原作のアニメで参考にした部分は？」の質問には、カラ松役の大野は「稽古中難しいより楽しい思い出の方が多い」「僕のカッコよさに気づいた日々だったのであとは本番をやりきるだけだな」と、カラ松全開のコメントを寄せる。

F6カラ松役の中本は「アニメや前作の舞台のF6カラ松役和田（雅成）さんを見て、オーディション時からF6カラ松をやりたいと思っていたので、今回カラ松を演じることができて、すごく光栄です」と明かす。さらには稽古中に前作和田から絶賛の感想コメントをもらったことが、これから始まる舞台への励みになったとも話した。

「稽古中に印象的だったエピソードは？」の質問には、チョロ松役の杉咲が稽古期間中6つ子会議が行われたことを明かす。「稽古初日から仲が良かったけれど、会議が行われたことでさらに6つ子の仲が深まりました」と語った。F6チョロ松役の松井は「F6はダンスがメインなので、稽古が終わってからスタジオに行き、自主練を1ヶ月近く続けました」と、F6のメンバーとストイックに練習を重ね、実りのある期間だったと振り返った。

「役と自身で似ていると思った点はありますか」と聞かれた一松役の三井は「秘めたる愛が共通点」と述べる。「感情が表に出ないタイプですが、実は兄弟愛や楽しい感情を秘めている部分が似ています。稽古期間中、6人で話し合いをした日もあり、そのたびに関係が深まっていきました」と明かした。

F6一松役の磯野は「自分はミステリアスクールでしかない」というと、中本が「どこがだよ。一人でいる時にやにやしているよ」と暴露する。他のメンバーから「そう考えるとある意味ミステリアスだね」と言われると、「僕は“ミステリアスにやにや”です」と周囲の笑いを誘った。

今回の舞台で、特に注目して見て欲しいシーンを聞かれた十四松役の中村は、イヤミ役の瀬戸祐介のメインシーンを挙げ、「台本を見た時に印象的なト書きがあって、演出の村井（雄）さんが瀬戸さんと作りあげるおそ松らしい笑いに、是非注目してほしいです」と語った。F6十四松役の木村は「どこを切り取っても面白いので、選ぶのが難しい」とした。そのうえで、「今回の舞台は、日替わりシーンがあって、毎日違うものを観れるので楽しみにしていてください」と、舞台の見どころを伝えた。

最後に、トド松役の本間は「6つ子の仲睦まじい雰囲気、F6のかっこよさ、謎の雰囲気をきっと楽しめます」のコメントに続き、「ボクに会いに来てね！」とトド松全開の愛らしさを見せる。F6トド松役の松本は、キャスト同士の関係を「家族」と表現し、「本当に自分のことを末っ子の様に可愛がってくれました。おそ松一家で素敵な作品をお届けできると思っています。頑張っていきたいです」とファンへメッセージを送った。