P.A.WORKS「駒田蒸留所へようこそ」早見沙織が歌う主題歌に乗せた本予告が公開！追加キャストに中村悠一ら

P.A.WORKSの「お仕事シリーズ」最新作となる劇場版オリジナルアニメ『駒田蒸留所へようこそ』が、11月10日より公開される。このたび本作より、メインビジュアルと駒田琉生（CV.早見沙織）が歌う主題歌に乗せた本予告がお披露目。追加キャラクターのキャストとして堀内賢雄、井上喜久子、中村悠一、辻親八、鈴村健一の出演も発表された。

『駒田蒸留所へようこそ』は、『花咲くいろは』、『SHIROBAKO』、『サクラクエスト』、『白い砂のアクアトープ』と「働くこと」をテーマに日々奮闘するキャラクターを描いてきた、P.A.WORKS による「お仕事シリーズ」の最新作となる劇場版オリジナルアニメだ。
世界でも注目されるジャパニーズウイスキーを題材に、崖っぷち蒸留所の再起に奮闘する若き女性社長と夢もやる気もない新米編集者が、家族の絆をつなぐ“幻のウイスキー”復活を目指す物語を描く。

このたび公開されたメインビジュアルは、物語の舞台となる駒田蒸留所の貯蔵庫を背景にしたもの。経営難の蒸留所の建て直しに奮起する駒田琉生と、蒸留所の取材に訪れるやりたいこともやる気もないニュース記者の高橋光太郎をはじめ、琉生の家族や光太郎の上司・安元など2人と深く関わるキャラクターたちが集う。

そして本予告は、蒸留所の若き社長にして気鋭のブレンダーとして注目される琉生と、やることが見出せず職を転々としてきた光太郎の出会いから始まる物語の一端が映される。境遇もモチベーションも対照的な2人は、幻のウイスキー「KOMA」の復活にたどり着くことができるのかが気になるばかりだ。またこの本予告にて、早見沙織が演じる琉生が歌う主題歌「Dear my future」も初お披露目となった。早見からは楽曲についてのコメントも寄せられている。

このほか中村悠一演じる琉生の兄で桜盛酒造に勤めている駒田圭ら、琉生と光太郎を取り巻く追加キャラクターとそのキャストも発表された。琉生の父親で駒田蒸留所の先代社長の駒田滉役は堀内賢雄、琉生の母親で駒田蒸留所の経理担当の駒田澪緒役は井上喜久子が務める。
また、無愛想な駒田蒸留所の職員の東海林努役には辻親八、光太郎の友人で人気バンドのプロデューサーをしている斉藤祐介役に鈴村健一が名を連ねた。各キャストからはコメントも届いている。家族の絆と、幻のウイスキーを取り戻していく中で垣間見ることができる、琉生と光太郎の「お仕事」に対する向き合い方にも注目してみたい。

P.A.WORKSの「お仕事シリーズ」最新作となる劇場版オリジナルアニメ『駒田蒸留所へようこそ』は、11月10日より公開される。公式サイト内には、作中で光太郎が勤めるニュースサイト「ニュースバリュージャパン」もオープンしたのでぜひ覗いてみよう。

＜以下、コメント全文掲載＞

【早見沙織】

作品のラストに流れる、とても大事な楽曲なので、ドキドキしながら収録に臨ませていただきました。この楽曲は琉生として歌わせていただきましたが、まずはパッと聴いて届きやすい歌い方や表現方法を心がけました。その上で、歌の根底にある“琉生の思い”も常に意識しながら歌っております。

【堀内賢雄】

タイトルを聞いた時、私の大好きなウイスキーにまつわる作品かなと期待しながら台本を読み、ストーリーに完全にはまってしまいました。幻のウイスキー復活までの葛藤、バラバラになった家族が一つになった時、それは！
物作りは愛情が紡ぐ。
セリフは少ないけれど、亡くなった父親として、愛情込めて演じてみました。
皆様楽しんで下さい。

【井上喜久子】

澪緒は家族経営の蒸留所に暮らす母で、静かに大きな愛情を持ち続けているような女性です。この作品にはお酒づくりの難しさや奥深さ、そして面白さが沢山描かれています。この映画を観たら、これから飲むウイスキーがより味わい深く美味しく感じられると思います♪ぜひ楽しんでご覧ください！

【中村悠一】

自分はお酒を体質的に飲めず、その分野での喜びと言いますか達成感も分からない者ではありますが、本作の台本を拝見した時にその思いを胸中に留めることができませんでした。シナリオの完成度に心惹かれ、かつ映像と組み合わせた時の演出やアニメーションに感動したということは、この映画は「お酒の映画」を越え、人間ドラマとして素晴らしく完成度の高いものだと感じます。ウイスキーに興味のある方も無い方も、是非ご覧頂けますと幸いです。

【辻親八】

我々の仕事は情熱が大事です。山あり谷ありの仕事だと思います。主人公の琉生が幻のウイスキーを復活させようとする様子は、我々が観ていただける皆様に、感じ入っていただくために汗をかくことと重なりました。もちろん仕事のあとはウイスキーを呑みました（笑）。

【鈴村健一】

若い頃、がむしゃらだったり、社会に対して冷めてみたり、いろんな想いを持って「職業」と向きあった覚えがあります。この作品は改めて「働くとは自分と向きあうこと」と教えてくれました。凄い作品です。できるだけ沢山の人にご覧頂きたいです。