TVアニメ『ちびまる子ちゃん』にて8月6日から8月27日まで、「夏限定メニュー！まる子のひんやりワールド」と題した放送が行われることがわかった。まる子たちが夏に少し不思議な体験をする、暑い時期に少し涼しさを感じられるようなエピソードが届けられる。
『ちびまる子ちゃん』は静岡県清水市（現・静岡県静岡市清水区）を舞台に、そこに暮らす一家・さくら家の次女である小学3年生のまる子（さくらももこ）と家族や友だちとの日常を、楽しく面白く、時に切なく描いた心温まる作品だ。
原作マンガは1986年に「りぼん」で連載が開始され、2021年に原作35周年を迎えた。原作コミックスは全18巻が発売中で、その発行部数はデジタル版を含め累計3,250万部を突破する。海外版はアジア各国でも出版されている。TVアニメは1990年から放送がスタートし、フジテレビ系列で毎週日曜日の18時より放送中。中華圏をはじめとする海外でも放送され、世界中の老若男女を魅了し、長きにわたり愛され続けている。
4週連続放送となる「夏限定メニュー！まる子のひんやりワールド」。8月6日放送の「『恐怖の海水浴』の巻」では、まる子とたまちゃんが海水浴に行くことになる。ウキウキ気分でお菓子を買いに駄菓子屋に行くと野口さんに出会い、一緒に行くことに。そして当日。青い空ときらめく波の中、泳ぎに行こうと誘うまる子とたまちゃんに、野口さんは静かに首を振る。はたして、その理由とは。
8月13日放送の「『まる子、怖い話を話す』の巻」では、暑すぎて読書もままならないまる子に、おじいちゃんがこわい本を読み聞かせる。おじいちゃんのかなりの迫力に驚いたまる子は、おばけの雰囲気やそれらしい読み方を教えてもらった。もっとこわくしたいと、二人で「ヒュ～ドロドロ」という効果音も作ろうと挑戦するのだが……。
8月20日放送の「『まる子、ドッペルゲンガーが怖い』の巻」では、花輪くんが自分と瓜二つの姿をした不思議な存在「ドッペルゲンガー」のことを教えてくれる。まる子は自分とそっくりな「ドッペルゲンガー」を想像してはしゃぐが、それは不吉な存在で“自分のドッペルゲンガーと会ってしまうと何か良くないことが起こると言われている”と教えられたのを思い出す。そんな時、まる子は公園である女の子に出会う。
8月27日放送の「『まる子、霊感におびえる』の巻」では、山根くんがテレビで見た霊感の強い人の話を教えてくれる。人混みが苦手で疲れやすく、動物に好かれてくじ運がいい人は霊感が強いらしい。意外と自分も当てはまると思ったまる子は、幽霊が見えてしまったらどうしようとおびえながら図書館へ向かう。そこで、霊感が強い人の体験談の本をつい読んでしまったまる子は……。
TVアニメ『ちびまる子ちゃん』は、フジテレビ系列で毎週日曜日の18時より放送中。8月6日から8月27日まで、「夏限定メニュー！まる子のひんやりワールド」と題した放送が4週連続で行われる。放送にあたって、前田泰成プロデューサーからコメントも寄せられているので合わせてチェックしたい。
＜以下、コメント全文掲載＞
プロデューサー・前田泰成
8月の放送は4週に渡り、普段とは違う、ちょっぴり“ひんやり”するお話をお届け！この夏限定のエピソードをご用意いたしましたので、ぜひお楽しみいただければと思います。猛暑が続く今夏ですが、日曜の夜はテレビの前で、まる子たちと一緒に少しだけ涼しさを味わってみませんか。どうぞご期待ください。
＜番組概要＞
■タイトル『ちびまる子ちゃん』
■放送日時：フジテレビ系列にて 毎週（日） 18時～18時30分放送
■キャスト
まる子（声：TARAKO）
お父さん（声：屋良有作）
お母さん（声：一龍斎貞友）
おじいちゃん（声：島田 敏）
おばあちゃん（声：佐々木優子）
お姉ちゃん（声：豊嶋真千子）
他
■スタッフ
原作：さくらももこ
脚本・制作協力：多田弘子（さくらプロダクション）
プロデューサー：前田泰成（フジテレビ）、田中伸明（日本アニメーション）
監督：高木 淳（日本アニメーション）
制作：フジテレビ、日本アニメーション
（C）さくらプロダクション/日本アニメーション
