小西克幸＆梅田修一朗、故・内海賢二のAI音声が名作文学を朗読！電子書籍「YOMIBITO Plus」の無料配信がスタート

声優の小西克幸と梅田修一朗、および2023年6月で没後10年を迎える故・内海賢二の声を元にしたAI音声による朗読付き電子書籍「YOMIBITO Plus（ヨミビト・プラス）」が登場。2023年3月29日より電子書籍ストア「Reader Store」にて独占無料配信がスタートした。

「YOMIBITO（ヨミビト）」は、声優が朗読した名作文学などを音声付き電子書籍としてリリースするレーベルだ。電子版の本と朗読音声がワンパッケージになった電子書籍で、2022年3月の誕生以来、クラシック・ミステリーや定番名作、童話作品など、毎回テーマを設けてシリーズを展開。これまで21名の声優による26作品・全81巻をリリースしてきた。

「YOMIBITO Plus」は、その「YOMIBITO」をベースに、ソニーグループで先端エンタテインメント技術に取り組んでいるコンテンツ技術戦略コミッティの活動の一環として制作されたもの。名作文学をAI音声による朗読とテキストで同時に楽しめる電子書籍で、AI音声の作成には「おしゃべりひろゆきメーカー」が話題となったCoeFontの最新の合成音声技術が活用されている。

このたび独占無料配信がスタートしたタイトルでは、『鬼滅の刃』宇髄天元役などでお馴染みの小西克幸と、「第十七回声優アワード」で新人声優賞を受賞した梅田修一朗の声を元にしたAI音声、および声優界のレジェンド・内海賢二の生前の音源を元に再現したAI音声が作成された。

AI音声は、小西のものは芥川龍之介の『羅生門』、梅田のものは太宰治の『走れメロス』、内海のものは夏目漱石の『吾輩は猫である』と『坊っちゃん』、宮沢賢治の『雨ニモマケズ』を朗読している。

声優の小西克幸と梅田修一朗、および故・内海賢二の声を元にしたAI音声による各作品は、電子書籍ストア「Reader Store」にて3月29日から2024年3月28日までの期間限定で無料配信される。また、「YOMIBITO」の公式YouTubeチャンネルでは、「YOMIBITO Plus」の制作過程を追ったメイキング映像が公開中だ。