TVアニメ『怪獣8号』が、2024年に放送されると決定。アニメーション制作を『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズのProduction I.G、怪獣デザイン&ワークスを『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズのスタジオカラーが手掛けることも明らかに。さらに、アニメティザーPVとティザービジュアルが公開された。
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『怪獣8号』は、集英社のマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」にて連載中で、既刊8巻にしてデジタル版を含む全世界累計発行部数が1,000万部を超える、松本直也によるマンガを原作とするTVアニメ。怪獣が災害として発生する怪獣大国・日本を舞台に、怪獣を討伐する「日本防衛隊」への入隊を志していた主人公・日比野カフカが一度はその夢を諦めるも、ある出来事をきっかけに再び防衛隊を目指すところから始まる物語を描く。
このたび、2024年の放送が決定した本作を、『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズや『攻殻機動隊』シリーズなど、圧巻の作画演出とミリタリー/メカニックの表現に定評のあるProduction I.Gが、アニメーション制作を手掛けることが明らかになった。さらに、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズや『シン・ゴジラ』(プリヴィズ制作)のスタジオカラーが、災害として無慈悲に日常を脅かす圧倒的スケールの怪獣を、怪獣デザイン&ワークスとして表現する。アニメファン垂涎の初タッグに期待が膨らむばかりだ。
また、アニメ映像としては初となるティザーPVも公開。冷たい雨が降りしきる中、主人公・日比野カフカは怪獣によって破壊された街の中でたたずむ。そしてその後ろ姿と重なるように、人型の怪獣・怪獣8号が現れる。はたして、振り返ったその瞳に映るものとは。止まない雨と荒廃した都市、そして孤独な怪獣の後ろ姿が不穏さと哀愁を感じさせながらも、これから始まる壮大な物語の序章として期待感が湧き上がる仕上がり。アニメ化発表時の特報と同様に、本編の劇伴作家による書き下ろしの楽曲が雰囲気をさらに引き立てる。
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そして、大迫力の怪獣8号が描かれたティザービジュアルもお披露目となった。煌々と輝く青い光は怪獣8号が持つ絶大なエネルギーの象徴であり、身体のシルエットからも強大な力を感じさせる。今にも何かを破壊せんと勢いよく拳を振るうこの怪獣は、救世主か、それとも厄災なのか。圧倒的な存在感を放つ姿に注目だ。
TVアニメ『怪獣8号』は2024年に放送。さらなる続報を楽しみに待ちたい。
2024 年放送
原作:松本直也(集英社「少年ジャンプ+」連載)
アニメーション制作:Production I.G
怪獣デザイン&ワークス:スタジオカラー
(C)防衛隊第3部隊(C)松本直也/集英社