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『遊戯王 OCG』にて2022年2月19日に発売された「HISTORY ARCHIVE COLLECTION」。そこに新規収録されたカード「Into the VRAINS!」が、その性能とカード名から話題になっています。
「HISTORY ARCHIVE COLLECTION」では、歴代のアニメ「遊☆戯☆王」シリーズの中で「遊戯王 OCG」を扱っている作品をピックアップ。その中で「遊☆戯☆王 VRAINS」の名台詞をカードにした「Into the VRAINS!」は、発売から数日で大会優勝デッキに採用されるなど、高性能っぷりを見せつけています。
【カードテキストより引用】
「Into the VRAINS!」
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。(1):手札からモンスター1体を効果を無効にして特殊召喚し、そのモンスターを含む自分フィールドのモンスターを素材としてリンク召喚する。そのリンク召喚は無効化されず、そのリンク召喚成功時に相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドのリンクモンスターが戦闘・効果で破壊された場合、このカードを除外して発動できる。元々の種族がそのモンスターと同じモンスター1体を自分の墓地から選んで手札に加える。
Twitterではこれを受け、「「Into the VRAINS!」が@イグニスターの初動になれるのエモくていいですね」「「Into the VRAINS!」は正直禁止になるポテンシャルはあると思う」などといった反応が。
なおカード名の元となった「遊☆戯☆王 VRAINS」は、現実とVR空間(LINK VRAINS)を行き来しデュエルをするというテレビアニメシリーズであり、カード名にもなった「Into the VRAINS!」はLINK VRAINSにアクセスする際に用いられる、作品を象徴するセリフ。カードイラストには主人公である、「藤木 遊作」の姿も描かれています。
そんな「Into the VRAINS!」がトレンド入りを果たしたことに、アニメ版のファンも反応。「Into the VRAINSトレンド入りとかどうしたどうしたw」「皆遊戯王VRAINSを見るんだ!!!」「ヴを求めるあまりに幻覚トレンド見てんのかな……」といった声も広がりました。
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同パックには他にも「青眼の白龍」「真紅眼の黒竜」「ブラック・マジシャン・ガール」の“ウルトラレア SPECIAL ILLUST Ver.”を初めとし、「デュエル・アカデミア」「ライディング・デュエル!アクセラレーション!」「EM稀代の決闘者」など、各シリーズ作品を彷彿とさせるカードがずらり。アニメ「遊戯王」ファンには、たまらないパックとなっています。
『遊戯王 マスターデュエル』の流行も重なり、大きな盛り上がりを見せる「遊戯王」界隈。残念ながら、今回話題になった「Into the VRAINS!」などは、『遊戯王 マスターデュエル』にまだ実装されていませんが、登場した暁にはリンク召喚を主軸にしたデッキに大きな影響を与えるかもしれません。