「ウマ娘」上半期競馬の締めくくり・ファンの夢「宝塚記念」開催!その歴史とウマ娘モデル馬たちの激闘の歴史を振り返る【特集】 | アニメ!アニメ!

「ウマ娘」上半期競馬の締めくくり・ファンの夢「宝塚記念」開催!その歴史とウマ娘モデル馬たちの激闘の歴史を振り返る【特集】

ファンの夢のレース「宝塚記念」まもなく開催!

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『ウマ娘』上半期競馬の締めくくり・ファンの夢「宝塚記念」開催!その歴史とウマ娘モデル馬たちの激闘の歴史を振り返る【特集】
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Cygamesが手掛ける育成シミュレーション『ウマ娘 プリティーダービー』。新育成ウマ娘「★3 ヒシアマゾン」やサポートカード「SSR バンブーメモリー」「SR シンコウウインディ」の追加や、新モード「ルームマッチ」の追加でますます育成が盛り上がっていきそうです。


ゲーム内では「春のGIキャンペーン第2弾」に新たに追加された“宝塚記念応援の期間限定ミッション”を開催中。対象となるGIレース第62回「宝塚記念」(阪神競馬場・芝2200m)は、2021年6月27日15時40分の発走を予定しています。


現時点で人気を集めているのは、3月のドバイでも好走し宝塚記念連覇を狙う5枠7番“クロノジェネシス”。7枠10番“カレンブーケドール”、2枠2番“レイパパレ”、6枠9番“アリストテレス”なども要注目です。


ファン投票で選ばれたスターたちがひしめき合う「宝塚記念」。ウマ娘モデルの競走馬も数多くが出馬しており、育成ウマ娘だけでも“メジロライアン”、“メジロマックイーン”、“ビワハヤヒデ”、“マヤノトップガン”、“サイレンススズカ”、“グラスワンダー”、“テイエムオペラオー”、“ゴールドシップ(連覇)”が勝利してファンの夢を叶えています。


本稿では、競馬ファンのドリームレース「宝塚記念」の成り立ちと歴史、ウマ娘のモデルとなった競走馬の名レース映像などを紹介します。


上半期競馬の締めくくり!スターの祭典「宝塚記念」


「宝塚記念」が創設されたのは1960年6月26日のこと。創設当初は芝1800メートルでしたが翌年からは芝2000メートル、1966年には現在と同じ距離の芝2200メートルに変更されています。また、参加資格も3歳以上(1960年)→4歳以上(1968年)→3歳以上(1987年)となり、現在まで続いています。


レース名の「宝塚」は、開催場所である阪神競馬場の所在地。現在の阪神競馬場は1949年に作られたものですが、そのルーツは1907年の「鳴尾競馬場」までさかのぼります。前回の安田記念で紹介した安田伊左衛門氏が1906年に「日本人による初の馬券販売競馬」を成功させた翌年から、日本各地ではさまざまな団体が競馬を開催する動きが盛んになっていました。


鳴尾競馬場もその中のひとつで、元々は2つの競馬会が開催していた競馬場の総称でした(1910年に統合)。1938年には「オークス(優駿牝馬)」が設立されるなど隆盛を極めていたのですが、1943年に戦争の影響で接収され閉場。その後の1949年に宝塚市に「阪神競馬場」が完成したのでした。鳴尾競馬場の功績は、今も阪神競馬場で開催されるGIII「鳴尾記念」の名で残されています。


2020年勝馬・クロノジェネシス。連覇に挑みます。
JRA公式サイトより画像引用。

「宝塚記念」は、その阪神競馬場を舞台に行われる大レース。1956年に開催された第1回「有馬記念(初回は中山グランプリ)」のファン投票馬によるレースを、関西でも行うという動きのもとに設立されたレースです。そして、現在でも上半期競馬の締めくくりとして毎年熱い戦いが行われています。


ファンの夢の大レースは激闘だらけ!


ファン投票により、その年を代表する名馬が集まる「宝塚記念」。これまで61回開催されてきたそのレースでは、毎年のように競走馬たちが歴史に残るような激闘の記録を残しているのです。


本項では、ウマ娘のモデルになった競走馬たちの激闘をJRA公式YouTubeチャンネルの映像とともに紹介していきます。


第29回(1988年)勝馬:タマモクロス


2番人気の“タマモクロス”が最終コーナーで外から差し、最終的に2馬身半差をつけて勝利。“タマモクロス”はこの「宝塚記念」を含んでGIレース3連勝、同年の年度代表馬に選ばれています。


第30回(1989年)勝馬:イナリワン


“イナリワン”が最終コーナーで抜け出し、追いすがる他馬を振り切って優勝。このレースでは“バンブーメモリー”、“ヤエノムテキ”、“ゴールドシチー”、“サクラチヨノオー”も出走しています。


第32回(1991年)勝馬:メジロライアン


“メジロライアン”が第3コーナーで先頭に立ち、そのまま“メジロマックイーン”など並みいるライバルを押さえて勝利。“メジロライアン”はこれまで好走するもGIで勝ちきれず、この「宝塚記念」でついにGI馬となりました。このレースでは他に“バンブーメモリー”も出走しています。


第33回(1992年)勝馬:メジロパーマー


“メジロパーマー”がスタートから逃げ、3馬身差をつけて勝利。このレースでは他に“ダイタクヘリオス”も出走しています。“メジロパーマー”は同年の「有馬記念」でも勝利していますが、いずれも人気はそこまで高くない状況で評価を覆すようなレースを展開しています。


第34回(1993年)勝馬:メジロマックイーン


“メジロマックイーン”が安定したレース展開を見せて勝利。昨年の宝塚記念に向けての調教中に骨折し、おおよそ1年2ヶ月ぶりのGI制覇となったレースです。このレースでは他に“イクノディクタス”、“メジロパーマー”、“ニシノフラワー”も出走しています。


第35回(1994年)勝馬:ビワハヤヒデ


“ビワハヤヒデ”が最終コーナー前に先頭を取り、そのまま相手を寄せ付け5馬身差で圧勝。勝ちタイムの「2:11.2」は当時の日本レコードを記録しています。このレースでは他に“サクラチトセオー”、“ナイスネイチャ”、“マチカネタンホイザ”も出走しています。


第37回(1996年)勝馬:マヤノトップガン


“マヤノトップガン”が最終直線で抜け出し、鞭を打つことなく相手を振り切る堂々たる勝利。昨年の阪神大震災で罹災し、2年ぶりに阪神競馬場で開催となったレースを飾る勝利でした。


第38回(1997年)勝馬:マーベラスサンデー


“マーベラスサンデー”が後方待機、最終直線で競り合いを制してハナ差で悲願のGI勝利。なお、“マーベラスサンデー”はこのレース後に生涯4回目の骨折が判明しています。素晴らしき才能を持ちながら怪我に泣かされた名馬の唯一のGI勝利レースです。


第39回(1998年)勝馬:サイレンススズカ


“サイレンススズカ”がスタートから先頭に立つ逃げを行い、猛烈に追いすがるライバルに競り勝ち。サイレンススズカにとって唯一のGI勝利となったこのレースには、他に“メジロドーベル”、“エアグルーヴ”も出走しています。


第40回(1999年)勝馬:グラスワンダー


“グラスワンダー”が最終直線で“スペシャルウィーク”を差し切り勝利。勝利した“グラスワンダー”は2位に3馬身差、2位の“スペシャルウィーク”は3位に7馬身差をつけるという上位2着が圧倒的な走りを見せたレースでした。このレースには“キングヘイロー”、“マチカネフクキタル”も出走しています。


「無敗伝説」「連覇」!ドラマチックすぎる2000年代!


第41回(2000年)勝馬:テイエムオペラオー


“テイエムオペラオー”が最終コーナーで外の好位置につけ、競り合いを制して勝利。“テイエムオペラオー”はこの2000年GI5勝を含む8連勝で、年間無敗を記録しています。このレースには“グラスワンダー”、“マチカネフクキタル”、“メイショウドトウ”も出走しています。


第42回(2001年)勝馬:メイショウドトウ


“メイショウドトウ”が最大のライバル“テイエムオペラオー”を振り切ってGIレース初勝利となったレース。これまで5回GIレースで対戦し“テイエムオペラオー”が1着、“メイショウドトウ”が2着となっていた両馬の勝順が初めて逆転したレースでした。このレースには他に“エアシャカール”も出走しています。


“メイショウドトウ”と“テイエムオペラオー”は2002年に合同引退式が行われ、引退後も浦河町のイーストスタッドに繋養されたという素晴らしい関係。なお、“メイショウドトウ”は25歳となる現在も元気な姿を見せています。NPO法人引退馬協会公式YouTubeチャンネルでは、定期的に映像も上がっていますよ。


第46回(2005年)勝馬:スイープトウショウ


“スイープトウショウ”が中断待機、最終直線で素晴らしい末脚を見せてさりきって勝利。牝馬による「宝塚記念」制覇は実に39年ぶり、1976年当時のレースが8頭立てであったことからJRA公式でも「歴史的快挙」とする一戦です。このレースには他に“ゼンノロブロイ”も出走しています。


第51回(2010年)勝馬:ナカヤマフェスタ


8番人気だった“ナカヤマフェスタ”が最終コーナーで外から差し切って勝利。“ナカヤマフェスタ”は「宝塚記念」後にフランスの「凱旋門賞」へと挑戦して2着を記録、11年前の“エルコンドルパサー”以来となる「凱旋門賞」連対馬となっています。


第54回(2013年)勝馬:ゴールドシップ


第55回(2014年)勝馬:ゴールドシップ


“ゴールドシップ”による日本競馬史上初となる「宝塚記念」連覇を記録した2年間です。2013年は序盤から4番手につけ、最終直線で相手をねじ伏せるような圧巻の勝利。2014年は最後方からスタートして外側を上がっていき、最終直線で一気にライバルを追い抜いて勝利しています。


“ゴールドシップ”は翌年の2015年にも出走、前人未到の3連覇を期待されたのですが……。ここで伝説の「120億円事件」が起こるのはあまりにも有名なお話です。


なお、今回は恒例の「今レースのウマ娘関連馬」が父の母まで存在していません。その他の血統でいうと8枠13番“キセキ”が父の母に“エアグルーヴ”がいるほか、2枠2番“レイパパレ”(ウイニングチケット)、3枠3番“メロディーレーン”(メジロマックイーン)、6枠9番“アリストテレス”(スペシャルウィーク)なども関連馬です。




ここまで「宝塚記念」の歴史、そしてウマ娘関連レースを紹介してきました。ファンの夢である本レースには、やはり多くのスター馬が出走しています。今回紹介しなかった各年のレースにも、多くのウマ娘モデルの競走馬が出走していますよ。


宝塚記念応援の期間限定ミッション”は6月28日4時59分まで開催。対象レースは「宝塚記念(クラシック級・シニア級6月後半)」で、あとは育成回数と育成中のファン獲得数が目標になっています。ジュエルやマニーを獲得できるチャンスのため、ぜひ狙っていきましょう。


GIレース第62回「宝塚記念」(阪神競馬場・芝2200m)は、2021年6月27日15時40分発走予定です。



『ウマ娘』上半期競馬の締めくくり・ファンの夢「宝塚記念」開催!その歴史とウマ娘モデル馬たちの激闘の歴史を振り返る【特集】

《Mr.Katoh》
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