公開まで 1 カ月を切ったいま、 作品で主軸となる主人公の坂田銀時(銀さん)、そして最大の好敵手・高杉と、師・松陽との縁を振り返り！ 2021年のお正月は『銀魂』で決まりだァァァァ!!
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◆銀さん永遠の好敵手・高杉晋助と、彼らの師・松陽
高杉晋助(CV：子安武人)は、本作の主人公・銀さん(CV：杉田智和)や、桂小太郎(CV：石田彰)らと共に、攘夷戦争を戦い抜いたかつての仲間。幼い頃から松下村塾に通っており、銀さんや桂とは当時からの腐れ縁だった。奔放な銀さんと正反対な高杉とはその頃からそりが合わず、ことあるごとにぶつかっていた。
そんな彼らの師が、松下村塾を開いた吉田松陽(CV：山寺宏一)。高杉は名家の出でありながらも、他の名門の教えよりも松陽の考えに感銘を受け、親に逆らってまで松下村塾に通うほど、彼を慕っていた。銀さんは戦いしか知らない少年として、戦場で松陽に拾われ、桂も松下村塾きっての秀才として、犬猿の仲の二人を取り持ち、共に切磋琢磨しながら少年時代を過ごした。
しかし、攘夷戦争の最中、高杉ら仲間の命を助けるのか、松陽を斬るのかという苦渋の選択を迫られた銀さんは、後者を選ぶ。誰よりも慕った師の死は、彼らが袂を分かつ、大きな転換点になってしまう―。
◆最後の敵は、誰よりも慕った師
その後、万事屋を開いた銀さんとは対照的に、高杉は江戸転覆を目論む過激派攘夷志士たちで構成された「鬼兵隊」を率いていた。「俺ァただ壊すだけだ」と、狂気的な笑みを浮かべて暗躍する高杉は、何度も銀さんやその仲間たちと激闘を繰り広げてきた。
しかし、後に松下村塾の弟子たちは、死んだかに思えた松陽が生きていたこと、そして更に衝撃の事実を知るーー。宇宙の星々に流れる「アルタナ」（龍脈）と言われるエネルギーがあり、その影響を受けて生まれた、不老不死の魔人・虚(うつろ)。彼は終わらない生命という苦しみの果てに、無数の人格を生み出すが、その別人格のひとつこそが、松陽だったのだ。自分もろとも世界を破壊しようとする虚の目論見をくじくため、そしてまた笑って松陽と再会するため、永遠の好敵手である高杉と銀さんは再び力を合わせる！
TVシリーズ終盤では、そんな弟子たちと虚との、切ない戦いが描かれた。地球に攻めてきた虚を、何とか退けることに成功するも、それぞれの目的のため、仲間たちは散り散りに。高杉も、松陽の兄弟子であり、その不死の力を受け継いだ朧の骨を使うことで、不完全ながらも不死の力を得る。一方、銀さんは虚が復活することを予見するが、実際に幼い姿で復活した彼の体には、松陽の人格が宿っていた。しかし、虚の率いていた「天導衆」の残党「星芒教」は、不死の力を得るため、地球のアルタナを狙っていた……。松陽はさらわれ、彼は最後のカギとなる心臓を銀さんに託すのだったーー。
そして、『銀魂 THE FINAL』では、再び復活した最後にして最強の敵・虚が立ちはだかる。それぞれの想いを胸に戦う銀さんや高杉、桂、そして万事屋の仲間たちは、虚に打ち勝つことが出来るのか!? そして、銀さんたちは、誰よりも慕った師・松陽の笑顔を取り戻すことが出来るのかーー!? 終わる終わる詐欺じゃない「本当のラスト」の姿には、ファンならずとも感涙必至だァァァァ！！！！ 原作者・声優陣・スタッフ、全員が全力疾走で駆け抜ける、アニメ『銀魂』のラストラン『銀魂 THE FINAL』！ 侍(オレたち)の魂をかけた、文字通りの“最後のバカ騒ぎ”がはじまる！
『銀魂 THE FINAL』場面カット【画像クリックでフォトギャラリーへ】
『銀魂 THE FINAL』作品概要
原作：空知英秋（集英社ジャンプコミックス刊）
監督／脚本：宮脇千鶴
監修：藤田陽一
声の出演：杉田智和、阪口大助、釘宮理恵 ほか
アニメーション制作：BN Pictures
配給：ワーナー・ブラザース映画
公開日：2021年1月8日(金)
(C)空知英秋／劇場版銀魂製作委員会
