大谷育江さんは1980年代に声優デビュー。女性キャラクターはもちろん、少年や人間以外のキャラクターまで幅広い役柄を演じてきました。
第6回声優アワードではキッズ・ファミリー賞を受賞。『名探偵コナン』、『ポケットモンスター』、『ワンピース』と20年以上続く複数の長寿アニメでメインキャラクターを務めていることでも知られています。
そこでアニメ！アニメ！では大谷育江さんのお誕生日をお祝いする気持ちを込めて「演じた中で一番好きなキャラクターは？」と題した読者アンケートを実施しました。8月3日から8月10日までのアンケート期間中に106人から回答を得ました。
男女比は男性約35パーセント、女性約65パーセントと女性が多め。年齢層は19歳以下が約35パーセント、20代が約35パーセントと若年層が中心でした。
■可愛いキャラクターたちが集結！
第1位
1位は『ポケットモンスター』のピカチュウ。支持率は約35パーセントでした。
「喜怒哀楽をピカチュウ語だけで表現しているのに、何故か何を言っているのかが分かる。大谷育江さんの演技力が半端なくてスゴイ！」や「仕草から何からとにかく可愛い！ でもそれだけではなく、サトシと一緒にどんな困難も乗り越えていく強さも持っているので、かなりのイケメンだと思っています（笑）。サトシとのコンビをいつまでも応援しています！」と、鳴き声だけで感情が伝わってくる芝居に絶賛の声が寄せられました。
「『キミにきめた！』で明らかになったサトシへの深い愛情に泣きました」と映画で明らかになった秘密や「歌詞のすべてがピカチュウ語である『ピカチュウのうた』が大好き！」とキャラクターソングに触れたコメントもありました。
第2位
2位は『ワンピース』のトニートニー・チョッパー。支持率は約20パーセントでした。
『ワンピース スタンピード』ビジュアル（C）尾田栄一郎／２０１９「ワンピース」製作委員会
「麦わらの一味のマスコットかと思えば、頼りになる船医で戦闘員としても充分に強い」や「“コノヤロ～！”のセリフが癖になるぐらい可愛い」、「もはや国民的キャラクター。おどおどしているときもあるけれど、実は強いチョッパーを演じているのはすごいと思います」といった声が届いています。
医者としても仲間としてもマスコットキャラとしても魅力的なチョッパーが上位にランクインしました。
第3位
3位は『名探偵コナン』の円谷光彦。支持率は約10パーセントで、トップ3は2018年のランキングと一緒でした。
『名探偵コナン 緋色の弾丸』（C）2020 青山剛昌／名探偵コナン製作委員会
「賢くて、物知りで、優しくて、とっても良い子です！ 事件が多い『コナン』の世界で、彼の純粋さに救われた人も多いはず」や「小学校1年生らしい可愛い光彦も、ときに頭がさえている光彦も、どちらも上手く演じているから」と、少年探偵団の頼れるメンバーを演じています。
「長年にわたって1年生を演じているのがすごい」と20年以上担当しているキャラクターであることも評価を集めた理由です。
■そのほかのコメントを紹介!!
『スマイルプリキュア！』キャンディには「容姿はもちろん語尾に“～クル”をつけるところや、兄のポップに甘えるところが可愛い。ときにはプリキュアも助ける頼もしい妖精です」。
『おジャ魔女どれみ』ハナちゃんには「赤ちゃん役の表現や、6年生になったときの感性豊かなセリフ回しに感心しながら見てました」。
『姫ちゃんのリボン』野々原姫子には「明るく活発な女の子で可愛らしくて大好き。姫子が抱えるいろいろな感情を表現されているところもさすがだなと思いました」。
『eBASEBALLパワフルプロ野球2020』矢部明雄には「相も変わらずの“やんす”喋りが、大谷さんの演技で再現されていたから」と今年ボイスが実装された人気キャラクターにも投票がありました。
2020年版のアンケートでは少年、少女、動物など多彩なキャラクターがランクインしています。
次ページでは投票があった全キャラクターを公開中です。こちらもお見逃しなく！
■ランキングトップ10
[大谷育江さんが演じた中で一番好きなキャラクターは？ 2020年版]
1位 ピカチュウ 『ポケットモンスター』
2位 トニートニー・チョッパー 『ワンピース』
3位 円谷光彦 『名探偵コナン』
4位 キャンディ 『スマイルプリキュア！』
5位 ガッシュ・ベル 『金色のガッシュベル!!』
5位 ハナちゃん 『おジャ魔女どれみ』
5位 フー 『うちの3姉妹』
8位 田畑小穂 『コボちゃん』
8位 ヤヒコ 『不機嫌なモノノケ庵』
8位 ユニコン 『プリパラ』
（回答期間：2020年8月3日～8月10日）
次ページ：投票があった全キャラクターを紹介
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
