!注意!
本記事には『Fate/Grand Order』の期間限定イベント「セイバーウォーズ2 ~始まりの宇宙へ~」に関するネタバレが含まれています。
『Fate』シリーズには、根源を同じくしながらも霊基が異なるサーヴァントが複数存在します。特に『Fate/Grand Order』(以下、FGO)では、その特徴が色濃く表れており、「アルトリア・ペンドラゴン」や「ジャンヌ・ダルク」などが代表的と言えます。
そして、先日行われた期間限定イベント「セイバーウォーズ2 ~始まりの宇宙へ~」で新たな側面が現界したことで、「イシュタル」の派生も豊かになってきました。元々は、第1部 第7章「絶対魔獣戦線バビロニア」に登場した「イシュタル(アーチャー)」が原点ですが、2017年夏に行われたイベントにて、ライダーとなった彼女が登場。
その後しばらくは、イシュタルのクラスが増えるような展開は訪れません。が、今年の10月に行われた「セイバーウォーズ2 ~始まりの宇宙へ~」にて、★5アベンジャー「スペース・イシュタル」(以下、Sイシュタル)が実装。またイベント内では、Sイシュタルのみならず、対の存在である「アシュタレト」や、このふたりの根源的存在である原始の女神「アシュタレト・オリジン」も登場し、様々なイシュタルが活躍しました。
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一気に増えたイシュタルは、戦闘における立ち位置はもちろんのこと、性格や考え方が個々で異なっており、原点が同一とは思えないほど個性に富んでいます。それぞれ魅力的な女神たちですが、その中でも特に高い人気を誇るのはどのイシュタルなのか。雌雄をアンケートで決する「イシュタル総選挙」を、先日行わせていただきました。
『FGO』における元祖イシュタルなアーチャーが栄冠を勝ち取るのか。はたまた、新たに登場したアベンジャーが台頭するのか。気になるその結果を、とくとご覧あれ。
◆第5位:配布は正義!「イシュタル(ライダー)」6票 (4.1%)
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今回のアンケートで残念ながら最下位になってしまったのは、ライダーのイシュタルでした。『FGO』におけるイシュタルとしては、アーチャーに続く2番目の古株。直近で登場した新人イシュタルよりも歩みは長いものの、アンケートでは一歩譲る形となってしまいました。
元祖と言えるアーチャーのレア度は★5。そのため、女神イシュタルはなかなか手の届きにくい存在でした。しかし、2017年の夏イベントで、ライダーな水着イシュタルが配布サーヴァントとして登場。条件さえクリアすれば誰でも、あのイシュタルを手に入れられる──この展開に喜んだ方は、決して少なくないでしょう。
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ですが、対象イベントを逃すと手に入らないのも、配布サーヴァントの特徴です。彼女が登場したイベントは2018年に復刻されましたが、それがライダーなイシュタルを入手できる最後の機会(現時点では)。それ以降に始めたユーザーにとっては、アーチャーなイシュタル以上に手が届かない存在でもあります。
手元にいなければ、愛でる機会もありません。その意味では、順位が伸び悩んだのも無理のない結果と言えそうです。ライダーなイシュタルのためにも、過去の配布サーヴァントが再び手に入るような展開が『FGO』に訪れますように・・・。
◆第4位:簡易礼装でいつでも一緒!「アシュタレト・オリジン」16票 (10.8%)
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続いて、「セイバーウォーズ2 ~始まりの宇宙へ~」のラスボスとして立ちはだかった「アシュタレト・オリジン」が、第4位に着地しました。プレイヤーの敵でありながら、回答者全体の1割強に当たるマスターたちから票を集めており、一定の支持があることを窺わせます。
Sイシュタルたちが時間を過ごしてきた銀河とは異なる、原始宇宙の女神であるアシュタレト・オリジン。蒼輝銀河にいる人々(全員サーヴァントですが)から見れば、彼女は異端の侵略者に過ぎません。しかし、アシュタレト・オリジンが原始宇宙を取り戻そうとする行動は、同意は出来ずとも理解はできます。彼女は、自らの存在にただ忠実だったのかもしれません。
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そんなアシュタレト・オリジンが登場したイベントは既に終わってしまいましたが、簡易礼装という形で、今も共に戦うことはできます。Sイシュタルを所有し、簡易礼装も入手している、という方に限ってですが! 条件を満たせなかった彼女のファンは、いずれ来る(かもしれない)「セイバーウォーズ2 ~始まりの宇宙へ~」の復刻を心待ちにしましょう。また、復刻イベントを待たずとも、ピックアップの対象になる可能性はあるので、新情報はお見逃しなく!
◆第3位:感謝とお金をもらってこその正義の女神。「Sイシュタル」20票 (13.5%)
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蒼輝銀河で賞金稼ぎを営み、マスターとの出会いを経て自分の身に秘められた真実を知ることになった「Sイシュタル」。元祖のアーチャーと容姿などが近しくも、性格面は異なる点もあり、ニューフェイスながら確固たる存在感を示しました。
イベント内ではマスターと共に長い時間を過ごしたため、新たにイシュタル枠に加わった3人の中では、最も多くの面をプレイヤーに見せたイシュタルです。
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Sイシュタルも宝石に目がないものの、それはあくまで報酬や正当な対価としての入手を尊んでおり、「人を助けて、感謝とお金をもらってこその正義の女神だもの」といった発言も飛び出しました。アーチャーなイシュタルとは、少々趣が異なります。このSイシュタルは、物心がつく前からトキオミの手によって育てられたため、その養育環境が性格に影響を及ぼしたのでしょう。
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マスターが作ったカレーを食した際には「それほどでもないけどおかわりが欲しい程度には美味しかったしディナーもカレーという事でいいかしら?」と、遠回しに絶賛するといった可愛らしい面を見せることも。噛みしめれば噛みしめるほど、その良さが実感できるタイプかもしれません。
元祖イシュタルなアーチャーが、悪の組織の総統なのに生真面目なアシュタレトを迎え撃つ! 勝者は果たして・・・