「ぼくと魔法の言葉たち」劇中の短編アニメを初公開 ディズニーの脇役たちが登場
4月8日よりシネスイッチ銀座ほかにて公開されるドキュメンタリー映画『ぼくと魔法の言葉たち』が、劇中に登場する短編アニメ『迷子の脇役たちの国』の特別映像を初公開した。
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『ぼくと魔法の言葉たち』は、自閉症と診断されながらもディズニー・アニメーションから言葉を学び、家族を始めとする周囲の人々とのコミュニケーションを取り戻した少年・オーウェンの姿を描いた作品である。劇中に挿入される『迷子の脇役たちの国』は、オーウェンが学校に馴染めず孤独な日々を送っていた子供時代に作り上げた、オリジナルの短編アニメとして登場する。
その『迷子の脇役たちの国』は、暗い森で一人ぼっちになってしまった3歳の男の子が、『ピノキオ』のジミニー・クリケットや『リトル・マーメイド』のセバスチャンといったディズニーの脇役たちと出会い、彼らと力を合わせて悪者・ファズバッチを倒す冒険の旅に出るというストーリー。「僕は脇役だ」と語るオーウェンの「僕は脇役の守護者になる。1人の脇役も見捨てない」という強い思いが込められた物語だ。
同作のアニメ化は、『怪盗グルーの月泥棒』や洋画『96時間/レクイエム』にも参加した世界的VFXスタジオ「マック・ガフ」のアニメーターが手掛けた。線画を排した温もりあふれるタッチのイラストで生き生きと物語をつむいでおり、従来の線画アニメーションやCGアニメーションとは全く違った味わいを感じさせてくれる作品に仕上がっている。
『ぼくと魔法の言葉たち』のロジャー・ロス・ウィリアムズ監督は、オーウェンにとっての『迷子の脇役たちの国』を「自分自身の物語を描いた伝記、あるいはドラマを書いているようなものだった」と感じたことから、「ぜひこれをアニメにしてスクリーンに描きたいと強く思ったのです」と語る。
またウィリアムズ監督はマック・ガフのアニメーターたちについて「高畑勲監督の大ファンで多大な影響を受けたそうです」とも明かしており、映画本編とともに楽しみなアニメとなりそうだ。
『ぼくと魔法の言葉たち』
2017年4月8日、シネスイッチ銀座ほかにて全国順次公開予定
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