ハリウッド版「攻殻機動隊」都内でイベント開催 最新映像にスタンディングオベーション | アニメ!アニメ!

ハリウッド版「攻殻機動隊」都内でイベント開催 最新映像にスタンディングオベーション

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11月13日、東京都港区のTABLOIDにて『GHOST IN THE SHELL ゴースト・イン・ザ・シェル』のエクスクルーシブ・イベントが開催された。最新映像の世界初公開で熱狂をもたらしたイベントには、主演のスカーレット・ヨハンソンと監督のルパート・サンダース、荒巻役を務めるビートたけしらが登壇。これらを見逃すまいと、世界からあふれんばかりのファンが詰めかけた。

サンダース監督は日本へのリスペクトを込めて、「まず何よりこの作品が生まれた日本に来たかった。日本のクリエイターたちが始めたもので、私たちが次のチャプターを開く役目だから、彼らに誇りをもって自分たちの作品を紹介したいと思ったんだ」と挨拶。『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』を題材とした理由について「原作の大ファンだし、自分勝手かもしれないけど、自分が大好きでインスピレーションを受けたものを実写にして世界中の観客に届けたかった」という思いを明かし、世界観とこだわりについては「非常に原作に強さがあるし、キャスティング、ロケーション、デザインを一から作り上げて、違和感なく信じられるようにしたんだ」という熱意を語った。

サンダース監督が「この作品へのアプローチとして荒巻役には彼以外考えられなかった。世界中おいかけて、やっと捕まえることができたんだ(笑)」と推すビートたけしは、「昔はアニメというものをバカにしていました」というが、本作は「今の時代らしく、違和感なくはまっていると思います」と評する。撮影について、「英語は嫌だと言ったら日本語で良いとなり、セリフ覚えが悪いとか字が読めないとかいろいろと難癖をつけていて(笑)、しまいには、スカーレット・ヨハンソンが俺のカンペを持っていた(笑)」という驚きのエピソードも披露した。

「脚本とアニメの映像を見て、かなり恐ろしいものだと感じたけど、すごく哲学的だったから、実写化でどうなっていくのか、私がどう貢献できるかを考えると魅力を感じたわ」と語ったスカーレットは、サンダース監督いわく「サイバーパンクの世界観にもぴったりな容姿を持ち合わせている。キャリアを見ても、彼女の姿勢とタフさは素晴らしいし、人間の思考を持つアンドロイドという、機械を通す細かいニュアンスもしっかり表現できる類まれな役者だ」と評価してのキャスティングだという。少佐役は「人間らしさのニュアンスを出してはいけない難しい体験」だったというが、「今までにない特別な体験よね。こういったジャンルの役を、深く突き詰めていけたんじゃないかしら。誇りに思っている作品よ」という想い入れものぞかせた。

最後に世界初公開となる最新映像が上映されると、1カットも見逃すまいと食い入るように見守ったファンから、熱狂と称賛のスタンディングオベーションが巻き起こった。拍手喝采のなかで三人がステージを降りるとパーティータイムへ突入するという、異例尽くしで大盛り上がりのイベントとなった。


『GHOST IN THE SHELL ゴースト・イン・ザ・シェル』
2017年4月、日本公開

監督: ルパート・サンダース
音楽: 川井憲次

少佐役: スカーレット・ヨハンソン
荒巻役: ビートたけし
オウレイ博士役: ジュリエット・ビノシュ
クゼ役: マイケル・ピット
バトー役: ピルー・アスベック

配給: 東和ピクチャーズ

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《仲瀬 コウタロウ》
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