9月2日、映画「亜人」シリーズ最終章『亜人 -衝戟-』の完成披露上映会が開催された。会場のシネマメディアージュには主人公・永井圭役の宮野真守、海斗役の細谷佳正、田中功次役の平川大輔が登壇。スタッフからは瀬下寛之総監督と安藤裕章監督が出演し、3部作完結を迎えた今の心境を語った。主演の宮野は『亜人』について「この作品には関わって長いのでとても嬉しいです。オリジナルストーリーの3部作で完結するように進んできたので、最終章の今作はこれでもかという迫力満点で、みなさんに早く観て頂きたいです」と思い入れの深い作品であることを明かした。細谷は「台本を手に演じていたのが結構前の事なのですが、よくあのト書きがこんなハリウッド映画のような迫力のある映画になったなと思いました」と怒濤のアクションに驚いた様子。平川も「収録が終わってだいぶ時間が経ち、まっさらな気持ちで観れました。プレスコという手法で演じた僕たちの、想像以上の映像を作っていただいたのが改めて感動しました」と、声を収録してから映像を制作したがゆえに傑作が生まれたと語った。その映像を生み出した瀬下寛之総監督は「第1部、第2部では主人公らしくないと言われていた永井圭が、この最後の第3部でみなさんに胸を張れる、主人公らしくて格好いいキャラクターにできたかと思います」と永井圭の変化を見どころにあげた。安藤裕章監督も「第1部の時にはサスペンス感引っ張り、第2部では激動の展開に加えて、キャラクターも増えて世界が広がり主人公は戦いに巻き込まれていきました。そして第3部では第2部で広げた世界観をさらに広げました」と各エピソードでこだわったポイントについて話した。最後は主演の宮野が「僕たちが『亜人』で伝えようとした事や、どれほどの愛情を持ってこの作品を作ってきたのかを、今日再認識できました。僕らの思いを是非スクリーンから受け取って頂けると嬉しいです。本日はお忙しいところお越し頂き、本当にありがとうございました」とファンに向けてメッセージを伝え、会場は大きな拍手に包まれた。劇場3部作の最終章『亜人 -衝戟-』は9月23日に公開される。『亜人 -衝戟-』9月23日(金)より3週間完全限定公開配給: 東宝映像事業部(c)桜井画門・講談社/亜人管理委員会
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