映画「チャッピー」 日本版オリジナル予告編公開 「第9地区」N・ブロムカン監督最新作 | アニメ!アニメ!

映画「チャッピー」 日本版オリジナル予告編公開 「第9地区」N・ブロムカン監督最新作

『第9地区』や『エリジウム』を手がけたニール・ブロムカン監督最新作『チャッピー』が5月23日に全国公開を迎える。このたび、本作の日本版オリジナル予告編とポスターが完成した。

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『第9地区』や『エリジウム』を手がけたニール・ブロムカン監督最新作『チャッピー』が5月23日に全国公開となる。
公開までおよそ2ヶ月、本作の日本版オリジナル予告編とポスターが完成した。人間とロボットの関係性を描いたブロムカン監督らしい作品だ。

今回公開された予告編には、人工知能を搭載した人型ロボット・チャッピーが登場。初めて見る牛乳をこぼし、アニメを見てヒーローを真似するかと思えば、車の運転を素早く習得。さらにはデッサンも楽々こなすなど急速に成長する姿が描かれている。
しかし、その様子を見た研究者たちは「考えるロボットは人類の敵」とチャッピーを追いつめていくことになる。彼の成長は人類を脅かすことになるのか……。チャッピーの「僕は生きたい」という叫びが心を打つ約1分間の映像に仕上がった。



同時に発表された日本版ポスターには、壁に落書きをするチャッピーの後ろ姿が表現された。こちらもチャッピーの子供らしい純粋無垢な性格を上手く捉えた1枚である。
だが、ほのぼのとした家族のイラストを描く彼の足下にはマシンガンが置かれており、兵器ロボットとして生まれた宿命を暗示しているかのようにも見える。成長する人工知能を主人公にした野心作に期待したい。

チャッピーの声優は、これまでもニール・ブロムカンプ監督の作品に出演してきたシャールト・コプリーが担当。そのほか「X-MEN」シリーズでウルヴァリンを演じたヒュー・ジャックマンをはじめ、豪華俳優陣が顔を揃えている。

2016年、南アフリカ ヨハネスブルグに世界で人工知能を搭載したロボットが誕生した。起動したばかりのチャッピーは子供のように純粋な心を持っていたが、ストリートギャングにさらわれてしまったことで、生きるための術を学んでいくことになる。そして自身に残されたバッテリーが5日間しかないことを知り、死への恐怖をも感じるようになる……。
[高橋克則]

『チャッピー』
5月23日(土)より丸の内ピカデリー他全国ロードショー
http://Chappie-movie.jp
《高橋克則》
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