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「食の軍師」テレビドラマ化 4月よりTOKYO MXにて放送

2009年12月から「週刊漫画ゴラク」（日本文芸社）にて連載している『食の軍師』のテレビドラマ化が決定した。2015年4月よりTOKYO MXにて放送がスタートする。

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（c）久住昌之・和泉晴紀/日本文芸社
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  • 本郷播（c）久住昌之・和泉晴紀/日本文芸社
  • 力石馨（c）久住昌之・和泉晴紀/日本文芸社
2009年12月から「週刊漫画ゴラク」（日本文芸社）にて連載している『食の軍師』のテレビドラマ化が決定した。2015年4月よりTOKYO MXにて放送がスタートする。
原作の久住昌之さんと作画の和泉晴紀さんが、泉昌之の名義で発表している作品だ。久住昌之さんはテレビドラマ化されて大ヒットとなった『孤独のグルメ』や『花のズボラ飯』の原作者でもある。

『食の軍師』は“食”への強いこだわりを持つ主人公・本郷播が、訪れる店の先々で己の兵法に従い、美学を追い求めるという異色グルメマンガである。
誰が求めたわけでもない、誰が評価するわけでもない。ただひたすらに己のこだわりを貫き続ける男の生き様が人気を博している。

またライバルキャラクター・力石馨との間で繰り広げられる食バトルも見所の一つだ。三国志の兵法になぞらえた食の陣立て、激しい食べ合戦が熱いドラマになって展開される。
さらに本郷の脳内には三国時代の知将・諸葛亮孔明が存在するなど、シュール過ぎる設定も世界観を盛り立てている。

テレビドラマ版では、本郷役に数々の映画やドラマなどで活躍中の俳優・津田寛治さんが起用された。津田さんは本作が連続ドラマ初主演となる。そのほか、力石役は高岡奏輔さん、孔明役は篠井英介さんが務める。
今回の起用に伴い、キャスト陣は食に対してのコメントを発表している。津田さんは「立ち食い」、高岡さんは「元の味を試す」、篠井さんは「健康志向」と、それぞれこだわりを持っているようだ。ドラマでの熱演に期待がかかる発表となった。
どのような映像作品に仕上がるのか。今春のオンエアを心待ちにしたい。
[高橋克則]

ドラマ『食の軍師』
http://s.mxtv.jp/gunshi/

放送局:　東京メトロポリタンテレビジョン
放送:　2015年4月放送スタート
原作:　泉昌之（作・久住昌之 画・和泉晴紀）

[キャストコメント]

■　津田寛治さん

・“食”へのこだわりは？
「立って食べるのが好きですね。注文したらサッと出てきて、それを寡黙に立って食べる…。食べている間はお喋りもせず、余計なことも考えず、味に集中してひたすら食べる。立って食べると味への集中力も高まる感じがします。まわりにいる人達も同じように寡黙に食べていたら更にグーです。なので、立ち喰い蕎麦なんか大好きです。
この世の中にある食べ物で蕎麦が一番好きなのですが、洒落た蕎麦屋よりも立ち喰いが好きですね。食べるメニューも大体同じで、たぬきそば。夏は冷やしたぬき。シンプルで健康的だけど、ちょっとジャンキーな香りがする…。そんなたぬきそばが大好物です。」

・ドラマへの意気込み
「食べることは好きだけど堅苦しい店はちょっと…やはり料理は安くて美味しくなきゃ、という僕の食のスタイルに本郷の信条がリンクします。
「食の軍師」を自負しながらも、ちょっと小心者の本郷が、時に大人の嗜みをもって、時に子供のような奔放さをもって食の陣立てに一喜一憂する様は、とてもチャーミングで愛おしいです。そんなラブリー小市民、本郷が繰り広げる素晴らしい食の讃歌を楽しんで頂きたいです。」

■　高岡奏輔さん

・“食”へのこだわりは？
「野菜は摂るようにしています。ドレッシングはかけ過ぎない。最初に元の味を試してみる。例えば餃子や焼売などは最初に何も付けずに食べてみる等ですね。」

・ドラマへの意気込み
「勿論お芝居として楽しみたいですが、漫画元々のシュールな面白さや映像を通しての食べ物の美味しさを津田さんと対極な立場でご覧いただく方に伝えられたらいいなと思っています。 」

■　篠井英介さん
・“食”へのこだわりは？
「年齢と共に健康志向になりました。食べたいものを食べたいだけ食べていてはいけないという事が今のポリシーですね。
最近皆さんもおっしゃっているように、先にお野菜を食べてからだとか、炭水化物をとりすぎないとか、食べることを工夫しています。“健康のための食”を考えています。」

・ドラマへの意気込み
「手が込んでいて、いろいろ工夫されている作品ですので、演じていて楽しいです。一筋縄でいかないというような感じ…。現代のドラマかな？と思いきや、軍師の諸葛亮孔明がでてくるし、いろんな食が深く描かれ、そこには男の闘いもあるし…。
すごく深くて面白い作品です。諸葛亮孔明は、これまで演じたことのないような役ですので、歌舞伎をやっているつもりで楽しんで演じていきます！」
《高橋克則》
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