いま日本のCGアニメーションが熱いと言われている。2014年には、映画『STAND BY ME ドラえもん』、『楽園追放-Expelled from Paradise-』、テレビシリーズ『シドニアの騎士』などのヒット作、話題作が相次いだ。そうしたなかで2015年の幕開けを飾りそうなのが1月17日に公開される映画『アップルシード アルファ』だ。 本作は数あるCGアニメーションのなかでも“フォトリアル”と呼ばれる手法で作られている。文字どおり実写で撮ったかのようで、かつアニメーションでしかありえない映像を実現する。モーションキャプチャを多用したこの方法で映画制作するのは、日本、そして世界でも特異だ。