ピクサー・アニメーション・スタジオの人気シリーズ「トイ・ストーリー」が、劇場のスクリーンに戻って来る。ウォルト・ディズニー・ジャパンは、映画『トイ・ストーリー4(原題)』がジョン・ラセター監督もとの製作されることが決定、日本国内でも2017年に全国公開すると発表した。『トイ・ストーリー』は、1995年に公開されたフルCGのアニメーションで、世界的に大ヒットした。ピクサーの出世作、そして代表作として知られる。その後2本のシリーズ映画を製作、世界中でお馴染みの人気シリーズとなっている。今回、注目されるのは監督をジョン・ラセターが自ら務めることだろう。現在は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーの職にあり、多忙を極めるラセター監督が、第1作から続く本作の指揮を執る。期待度は満点だろう。このほか制作には、アンドリュー・スタントン、ピート・ドクター、リー・アンクリッチといったシリーズに関わってきた有力スタッフが参加する。ピクサー総力戦の気配すら漂う大作である。ファンにとっては待望の最新作だが、いまなぜ第4作なのだろうか?これについてジョン・ラセターは次の様に説明する。「『トイ・ストーリー3』のウッディとバズの物語はアンディとともに完璧なエンディングに仕上がったため、当初『トイ・ストーリー』作品の続編を製作する意思はまったくありませんでした。しかしアンドリュー、ピート、リーが新しいアイディアを持ち込んだことから、考えずにはいられなくなりました」と語る。「私達はこのキャラクター達が大好きであり、彼らはまるで家族のような存在です。ですから期待に応じられる、または過去の作品を上回る場合以外には、キャラクターを使いません。本当にワクワクしましたし、この映画を製作し、私自身が監督を務めたいと思ったのです」と自らの監督を担当することにも強い意欲をみせる。実際に映画が世に出るのは2017年と少し先になるが、ファンはそれまで楽しみながら待つに違いない。CGアニメーションの歴史を変えたと言われる第1作から20年以上、最新作がどんな映像とイマジネーションを見せるのか、いまから気になるところだ。そして、「トイ・ストーリー」シリーズは、いつでもアニメーション映画のフロントランナーとして走り続けている。『トイ・ストーリー4(原題)』2017年、全国ロードショー監督: ジョン・ラセター配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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