この6月から「無差別級紙芝居の戦」が開催されることになった。ネット投票を含めた予選会をデジタルハリウッド大学にて4ヶ月間に渡り実施する。ただし、“無差別級紙芝居”と言っても馴染みのない人が大半だろう。これは文字どおり映像作家、映画監督、マンガ家、俳優など、次世代を担う様々なクリエイターがジャンルを超えて集結、アナログな紙芝居を披露するという異色のイベントだ。2010年から「無差別級紙芝居の集い」として始まった無差別級紙芝居シリーズは、「無差別級の宴」、「無差別級紙芝居の夜明け」、「無差別級紙芝居のフェス」と開催し、回を追うごとに熱狂的なファンを増やしてきた。5回目を迎える今回は総勢16名が4名づつに分かれて競う全4回の予選から始まる。予選の模様はウェブ中継される。この予選を通過したものだけが、2014年秋に阿佐ヶ谷LOFT-Aで開催される本選に出場できる。これまでお馴染みのメンバーから新人までが入り乱れる紙芝居バトルが始まる。「無差別級紙芝居」は、企画プロデューサーの青木基晃さんが、2009年頃にデザインフェスタでブースを借りて始めたのがスタートだ。様々な分野で活躍するクリエイターが集まり、ジャンルを問わないことから、バラエティー豊富な各自のアイデアが見られる。一方で、今年2月に公開された『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』では、紙芝居を利用したCM制作も提供し、コンテンツの商業活動にもつなげている。紙芝居を利用したCM制作の受託を、今後はより本格的に手がける予定だ。「無差別級紙芝居」/http://musakami.com/第5回無差別級紙芝居「無差別級紙芝居の戦」開催日程・出場者一覧第1回予選:6月18日青木純、死後、谷口崇、藤勝友侑也第2回予選:7月16日AC部、小林でび、澤田裕太郎、松本慶祐第3回予選:8月13日井上涼、すあだ、ダ・ヴィンチ・恐山、宮坂和尚第4回予選:9月17日飯田和敏、koya、外山光男、沼田友本選:阿佐ヶ谷LOFT-Aにて秋開催予定
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