「風立ちぬ」アンコール上映2週間限定、5都市で 宮崎駿監督の引退作品が再び
2013年7月20日に公開し、ロングランヒットになった宮崎駿監督作の『風立ちぬ』がアンコール上映されることになった。2014年2月22日から3月7日までの2週間、5都市6劇場にて行われる。
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上映期間は2014年2月22日から3月7日までの2週間。新宿ピカデリー、TOHOシネマズ錦糸町、TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズ名古屋ベイシティ、TOHOシネマズ天神、札幌シネマフロンティアの5都市の6劇場となる。
『風立ちぬ』は、2013年度の興行成績で第1位、興行収入は現在までで120.2億円に徹している。これは日本映画として5年ぶりに100億円の大台を突破で、日本映画歴代でも第6位にランクインする。その人気ぶりを改めて証明するかたちとなった。
興行収入100億円を越えた日本映画はこれまで8本しか存在しない。その中の実に5本を宮崎駿監督作品が占めている。1997年公開の『もののけ姫』、2001年の『千と千尋の神隠し』、2004年の『ハウルの動く城』、2008年の『崖の上のポニョ』に続き、5作品連続で達成した快挙である。
すでに様々な賞にも絡み、高い作品評価も受けている最中だ。日本時間で3月3日に発表されるアカデミー賞の長編アニメーション作品賞にノミネートされた。そして3月7日に最優秀賞が決まる日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞を受賞した。
そのほか、アニー賞長編アニメーション映画脚本賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞(米国映画批評会議賞)アニメーション映画賞、ニューヨーク映画批評家協会賞アニメーション映画賞を獲得している。
日米アカデミー賞の発表にあわせて行われるアンコール上映は大きな話題を集めそうだ。その受賞を期待しながら、アンコール上映を満喫したい。
[高橋克則]
『風立ちぬ』
/http://kazetachinu.jp/
「風立ちぬ」アカデミー賞直前・アンコール上映
期間: 2014年2月22日(土)から3月7日(金) 2週間
[劇場]
東京: 新宿ピカデリー、TOHOシネマズ錦糸町
大阪: TOHOシネマズ梅田
名古屋: TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
福岡地 TOHOシネマズ天神
札幌: 札幌シネマフロンティア