BOOK☆WALKERがオリジナルコミックス専門サイト開設 萌え、BL、百合に重点 | アニメ!アニメ!

BOOK☆WALKERがオリジナルコミックス専門サイト開設 萌え、BL、百合に重点

角川グループのデジタル戦略部門を担うブックウォーカーはユーザーニーズに応えたサイトBOOK☆WALKERオリジナルコミックスを開設した。読者の細かいニーズに応える「シチュエーション別検索」が特色だ。

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BOOK☆WALKERオリジナルコミックス
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角川グループのデジタル戦略部門を担うブックウォーカーは、グループの豊富なコンテンツ、そして他社作品も含めた電子書籍サイトBOOK☆WALKERを運営する。充実したラインナップから、とりわけポップカルチャー好きに人気の高いプラットフォームとなっている。
そうしたなかでブックウォーカーは、デジタル展開に向けた独自の作品を開発、さらにユーザーニーズに応えたサイトBOOK☆WALKERオリジナルコミックスを開設した。サイトには、電子書籍専用もオリジナルのマンガ作品が揃えられる。

BOOK☆WALKERオリジナルコミックスは、とりわけコアなファンに人気のジャンルに力を入れる。特に「萌え」や「BL」、「百合」の3分野に強みを発揮する。
ブックウォーカーでは以前から、紙の電子化ではない「ボーンデジタル」と呼ばれる電子書籍専用のオリジナルコンテンツの制作・販売を行ってきた。そのなかでも嗜好性の高い萌えやBLといった分野は人気が高い。この中からは、萌えマンガの『せいふく!』やBLアンソロジー『Galettes(ガレット)』などの話題作も生まれている。

新サイトでは、これらのジャンルを中心に、読者の細かいニーズに応えるシチュエーション別検索を導入した。「ツンデレ」や「メガネ」、「ドM」、「ドS」、「下克上」など、読者の細かい嗜好に合わせた検索が人気を呼びそうだ。
こうした画期的なシチュエーション別の検索システムを支えるのが各作品の編集者である。編集者自らが運営することで、作り手と読者がネットを介してダイレクトにつながることが可能となる。シチュエーション別の検索も、キーワードを担当編集者が自ら設定することでミスマッチが発生しにくく、鮮度と純度の高い情報の提供を可能にした。

その背景にはニッチ・コンテンツ全盛の時代への対応もある。2010年代がケータイ・スマホ文化と電子コミックスの普及によって、それぞれの読者が自分の嗜好性を満たすニッチコンテンツを集中して消費する時代となるのを見越してのことだという。
BOOK☆WALKERでは今後も日本で唯一の出版社直営の総合電子書籍ストアとして、新しい読書スタイル、より良いサービスの提供を目指していくとしている。
[真狩祐志]

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/http://comic.bookwalker.co.jp/
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