また、人員増強の一環だろうか、グループウェアの大手サイボウズでもショッカーが紹介されている。仮面ライダーにいつまでたっても敵わず思い悩むショッカーが、“組織力の向上”を目指してサイボウズが提供する中小企業向けグループウェア「サイボウズ Office on cybozu.com」を導入した、というのだが……。公式サイト上で紹介されているショッカー戦闘員たちの姿を見てみると、「チームワークの強化」や「一人ひとりの生産性向上」を目指すためにグループウェアを活用し、自分たちの弱点・欠点を改善しようと必死で頑張っている。個々のスケジュールを一元管理し、情報を共有し、個々のスタッフ(つまり、戦闘員)のコミュニケーションを活性化させたりすることで、組織力の向上を図ろうと真剣だ。その姿はどこからみても善良なる中小企業で働く企業戦士たち。サイボウズ担当者からの説明にじっくりと耳を傾け、健気にメモをとるその背中にはもはや哀愁すら感じる。極めつけは、情報確認に「いいね!」を使っていたが、ショッカー戦闘員たちがこれに躊躇し、「イー!」にカスタマイズしたというくだり。