海外でスタートした日本のレトロゲームのキャラクターを復活させるプロジェクトが、日本に逆輸入される。バンダイナムコゲームスは、2012年3月に海外でスタートしたウェブコミックサイト「ShiftyLook」を日本でも立ち上げる。11月17日、日本でのプロジェクト発表、プレイベントShiftyLook Nightが、東京・六本木のVANITY LOUNGEで開かれた。バンダイナムコゲームスのゼネラルマネジャー、プロデューサー、そしてプロジェクトに参加するアーティストも出演し、プロジェクト、海外での話題になった作品の紹介をした。また、今後の日本での展開を語った。ShiftyLookは知名度は高いのに十分活用されていない、そんなゲームキャラクターをインターネットからリバイバルさせるものだ。バンダイナムコグループには、世界的に知られたクラシックゲームキャラクターが数多くある。このキャラクターの活性化にネットの力を利用する。海外のプロのアーティストが、ワンダーモモや塊魂、ドラゴンスピリットといったキャラクターを独自の解釈でコミック化、ウェブコミックサイトで無料公開する。英語圏での展開は、日本コンテンツ海外進出の新たなかたちも狙っている。ShiftyLookのプロジェクトを率いるバンダイナムコゲームスのセネラルマネージャー 栗田穣崇さんは、プロジェクト立ち上げの理由について、グループのレトロゲームの資産が活かされていなことを挙げる。昨今の海外のウェブコミックの盛況に言及し、さらに映像作品やゲームはお金がかかるが、ウェブコミックはコストが低いと今回の企画の利点を説明する。多くの作品を提示するなかで、さらに大きなビジネスになる作品の発掘を目指す。現在は、15作品の連載をしているが、人気のない作品は入れ替えると厳しい方針も明かした。さらに2012年秋からは、これまでの英語で展開してきた作品を日本語翻訳し、日本に持ち込む。「日本のゲームキャラクターを海外のアーティストがコミックとする。その作品に日本がどんな反応をするか見てみたい」と話す。その反応からまた新たなプロジェクト、ビジネスを考えていく構えだ。近年のバンダイナムコゲームスの海外事業は必ずしも好調とはいえない。こうした外国のコミュニティに入り込んだ試みは、より深いユーザーのニーズを捉えるグループの施策のひとつなのかもしれない。ShiftyLook Nightでは、実際にiPadなどを使って作品展示をし、メディアや訪れたファンの目を惹いていた。また、海外アーティストのライブペイントなども披露し、日本でのプロジェクトスタートを盛りあげた。ShiftyLookは、11月18日に東京ビッグサイト コミティア102会場内で開催される海外マンガフェスタにも出展する。ブースを設けてプロジェクトを紹介するほか、11時半からステージイベントも行う。ShiftyLook /http://www.shiftylook.com/
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