「アニメ師・杉井ギサブロー」 アニメ界の巨匠の哲学を追ったドキュメンタリー映画公開  | アニメ!アニメ!

「アニメ師・杉井ギサブロー」 アニメ界の巨匠の哲学を追ったドキュメンタリー映画公開 

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海外でも広く知られるようになった日本アニメは、長年多くのクリエイターやプロデューサーがその礎を築いてきた。その中でも卓越したひとりが、アニメ監督の杉井ギサブローさんだ。
戦後間もない1950年代に東映動画に入社、アニメの世界に飛び込んで以来、様々な作品を創り出してきた。代表作は『悟空の大冒険』、『哀しみのベラドンナ』、『タッチ』、『宮沢賢治 銀河鉄道の夜』をはじめ数限りない。作品の多彩さも特徴だ。2012年には、監督・脚本を手がけた『グスコーブドリの伝記』も公開されるなど、現在に至るまで注目され続けている。

その杉井ギサブロー監督の創作と哲学を追ったドキュメンタリー映画『アニメ師・杉井ギサブロー』が、7月28日より公開になる。およそ1時間半にわたり一人のアニメ監督を徹底的に追う。これまでにない映画になる。
監督は2010年にドキュメンタリー映画『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』で世界的な注目を浴びた石岡正人さん。2年ぶりの新作でアニメ監督にテーマを定めた。

映画は杉井監督の仕事ぶりと言葉を通じて、アニメーションとは?映画とは?演出とは?を明らかにする。さらに監督と同時を生きてきた業界人の言葉を通じて、その人柄を映し出す。
この監督を語る人たちの顔ぶれがすごい。大塚康生さんや山本暎一さん、りんたろうさん、髙橋良輔さんといった日本のアニメの歴史を築いてきた巨匠、原正人さんや丸山正雄さんといった大物プロデューサーらである。故人となった手塚治虫さんやグループ・タック社長の田代敦巳さんの声も収められる。それ自体が戦後の日本アニメ史となっている。
本作は杉井ギサブローという人を明らかにすると同時に、戦後の日本アニメがいかの築かれたのか、またその歴史を知るものとなりそうだ。ドキュメンタリー映画というとやや堅苦しく思えるかもしれないが、アニメに興味ある多くの人に楽しめるものとなる。

『アニメ師・杉井ギサブロー』
2012年7月28日(土)より、銀座シネパトス、京都みなみ会館 ほか全国順次ロードショー
石岡正人 監督
/http://www.animeshi-movie.com/

[出演]
杉井ギサブロー、大塚康生、手塚治虫、山本暎一、りんたろう、髙橋良輔、明田川進、丸山正雄、伊藤叡、原正人、前田庸生、馬郡美保子、田代敦巳、藤田健、桜井宏、古川雅士 藤山房伸 
江口摩吏介、李普螺、瀬谷新二、篠崎亨、ブンサダカ、阿部行夫、はしもとなおと
(登場順)

製作: 石岡正人/赤坂博/松谷孝征 
プロデューサー: 朱京順/藤田敏夫 
撮影: 伊藤峻太/山本征宏/臼井文子 
音楽: 渡邊崇 
監督・撮影・編集: 石岡正人
《animeanime》
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