「ガンダムフロント東京」は、バンダイとサンライズ、創通の3社が設立したガンダムフロント東京LLPが運営する。臨海副都心のオープンする商業施設「ダイバーシティ東京 プラザ」の目玉のひとつとして、その7階およそ2000㎡をガンダムの体感出来る空間とする。 今回のプロジェクトは、2009年夏に『機動戦士ガンダム』放映30周年を記念して、1/1サイズのガンダムを制作、展示した「GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト」がきっかけになっている。会場になったお台場・潮風公園には、52日間で約415万人が訪れた。 「GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト」は公園に無料で展示されたこともあり、事業としての採算は必ずしも高くなったとされている。しかし、こうしたプロジェクトへの高いニーズと事業の可能性が、エンタテイメント性をより高めた「ガンダムフロント東京」を実現させたと言える。