映像イベント満載の京都でアニメトーク 四畳半や京アニスタッフ登場 | アニメ!アニメ!

映像イベント満載の京都でアニメトーク 四畳半や京アニスタッフ登場

10月29日から11月6日まで、京都文化博物館を会場にアニメーションと映画ふたつの映像イベントが同時開催される。

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 秋の京都が映像文化で賑わっている。10月29日から11月6日まで、京都文化博物館を会場にアニメーションと映画ふたつの映像イベントが同時開催される。
 ひとつは「文化庁メディア芸術祭京都展 パラレルワールド京都 アニメーション部門」、もうひとつは「国民文化祭・京都2011 京都映像フェスティバル~前衛こそ伝統・京都映画文化~」である。いずれのイベントも上映プログラムに選りすぐりの作品が並ぶ。また、上映プログラムだけでなく、監督などによるトークも満載で話題を呼びそうだ。

 アニメーション部門の作品は、京都に馴染みの作品を中心に、文化庁メディア芸術祭の受賞作が並んだ。
 前回のメディア芸術祭アニメーション部門大賞の『四畳半神話大系』は、京都が舞台。京都の大学を舞台に、大学生の私が存在したかも知れない幾つも異なるキャンパスライフを繰り返す。今回は原作者・森見登美彦さん、シリーズ構成脚本の上田誠さん(ヨーロッパ)企画が「宇宙、京都、四畳半」と題してトークを繰り広げる。
 もうひとつ京都に関係が深い企画は「京都アニメーション・スタッフ座談会-アニメーション制作の現場から-」、『天上人とアクトの最後の戦い』の木下益治監督、『涼宮ハルヒの消失』の武本康弘監督、それに『けいおん!』の演出の石立太一さんらが揃う。まさに京都ならでこそ実現する企画だ。この3作品は上映プログラにも入っている。
 このほかに、『マイマイ新子と千年の魔法』、『カラフル』、さらに個人作家の作品として『フミコの告白』、『RAIN TOWN』が上映される。『フミコの告白』監督の石田栄祐康さんの作品トークを行う。

 一方、京都映像フェスティバルは、往年の名作から近年の若手作品まで、こちらも京都にこだわりをみせた。京都映画の古典作品『地獄門』、『羅生門』デジタルリマスター版、京都で製作された若手の時代劇までと幅広い。
 アニメ、時代劇、若手作品とふたつのイベントを通じて京都を体験し、その映像文化の豊かさを知るものとなる。プログラムの詳しい内容や日程は、京都文化博物館のサイトにて確認出来る。

京都文化博物館 /http://bunpaku.or.jp/

文化庁メディア芸術祭京都展 
パラレルワールド京都 アニメーション部門

主催:文化庁
共催:京都芸術センター、京都府京都文化博物館、京都国際マンガミュージアム、第26回国民文化祭京都府実行委員会
期間: 10月29日~11月6日
/http://bunpaku.or.jp/media.html#media

国民文化祭・京都2011 京都映像フェスティバル
~前衛こそ伝統・京都映画文化~

/http://bunpaku.or.jp/media.html
主催: 京都府、京都府教育委員会、第26回国民文化祭京都府実行委員会、京都文化博物館
協力: 東映京都撮影所、東映京都スタジオ、松竹撮影所、立誠まなびや実行委員会、京都シネマ
会場: 京都文化博物館(3階フィルムシアター、別館ホール)、元・立誠小学校、京都シネマ、東映京都撮影所
会期: 2011年10月29日(土)-11月6日(日)
《animeanime》
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