6月14日、有楽町の東京国際フォーラムにて日本おもちゃ大賞2011の授賞式が開催され、大賞と優秀賞の各作が発表された。日本おもちゃ大賞は、国内で発売された優れた玩具を表彰するために2008年にスタート、今年で4回目を迎える。 毎年発表は東京おもちゃショーの開催直前に行われている。東京おもちゃショー、そして日本の玩具業界のPRも兼ねた一大イベントとして、早くも定着している。また、最新の玩具トレンドの行方を占うものとしても注目されている。 受賞作はジャンルごとに7部門に分けられて選出される。本年も7部門からそれぞれ大賞ひとつ、優秀賞が各4商品、合計で35の受賞作が選ばれた。 本年の特徴は、長年の大型ブランド・キャラクターの強さが発揮されたことだろう。例えば、ボーイズ・トイ部門は仮面ライダーシリーズの「変身ベルトDXオーズドライバー・オーメダルシリーズ」(バンダイ)、ガールズ・トイ部門は「リカちゃん サーティワン アイスクリーム ショップ」(タカラトミー)と、男児向け・女児向けともお父さんお母さん世代にも馴染み深いロングランのキャラクターの商品だ。共遊玩具部門の「トミカ」、エデュケーショナル・トイ部門「アンパンマン」、キャラクター・トイ部門「ONE PIECE」も同様だ。 そうしたなかでイノベイティブ・トイ部門では、体にタッチするとその人から楽器のような音が出るようになる「にんげんがっき」(タカラトミーアーツ)が大賞になった。 また、ハイターゲット部門では、本年完成する東京スカイツリーをいち早く取り入れた「nanoblock 東京スカイツリー+LEDプレー」(河田)が選ばれた。すでに数多くの東京スカイツリー関連の玩具が発売されているが、この商品は世界最小のブロックを利用し、さらに別売りのLEDを使うことで美しく光るインテリアになるというアイディアが盛り込まれている。 企業別では7部門の大賞のうち3部門を獲得したタカラトミーの活躍が目立った。タカラトミーは優秀賞も7つとなり、合計で10商品もが選ばれたかたちだ。ここ数年の好調な業績も、こうした玩具の高い評価も反映したものといえるだろう。 タカラトミーに続いたのはバンダイで、ボーイズ・トイ部門の大賞のほか優秀賞が4つだった。また、セガトイズは大賞はなかったものの優秀賞5つを獲得した。写真: ガールズ・トイ部門「リカちゃん サーティワン アイスクリーム ショップ」(タカラトミー)日本玩具協会 /http://www.toys.or.jp/日本おもちゃ大賞2011 大賞作■共遊玩具部門「トミカプリスクール ゆびコン シリーズ」 (タカラトミー)■エデュケーショナル・トイ部門「アンパンマン タッチであいうえお教室キッズタブレット」 (アガツマ)■ボーイズ・トイ部門「変身ベルトDXオーズドライバー・オーメダルシリーズ」 (バンダイ)■ガールズ・トイ部門「リカちゃん サーティワン アイスクリーム ショップ」 (タカラトミー)■キャラクター・トイ部門「ONE PIECE LOGBOX」 (メガハウス)■イノベイティブ・トイ部門「にんげんがっき」 (タカラトミーアーツ)■ハイターゲット・トイ部門「nanoblock 東京スカイツリー+LEDプレー」 (河田)
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