ルーヴル美術館BD 第2弾「レヴォリュ美術館の地下」を発売 | アニメ!アニメ!

ルーヴル美術館BD 第2弾「レヴォリュ美術館の地下」を発売

ニュース

bdmain.jpg 2009年にフランスで行われた「ルーヴル美術館BDプロジェクト」は、独創的な創作活動を続けるバンド・デシネ、マンガ作家に、ルーヴル美術館をテーマにした作品を依頼するというユニークな企画だ。完成した作品は、パリ・ルーヴル美術館、アングレーム・国立バンド・デシネ美術館で展示された。
 プロジェクトでは人気マンガ家の荒木飛呂彦さんが参加したことで、日本でも話題呼んだ。さらにその作品は京都国際マンガミュージアムで「マンガ・ミーツ・ルーヴル―美術館に迷い込んだ5人の作家たち」と題された展覧会で紹介されている。

 このプロジェクトで誕生した作品のひとつ『レヴォリュ美術館の地下 -ある専門家の日記より-』(著者マルク=アントワーヌ・マチュー)が5月20日に小学館集英社プロダクションより発売された。同社は、昨年11月にやはり同プロジェクトの一編、マルク=アントワーヌ・マチューさんによる『氷河期』を発売している。今回は、それに続く第2弾となる。
 本作『レヴォリュ美術館の地下 -ある専門家の日記より-』では、真の名前が失われ、さまざまな異称で呼ばれているようになったある美術館を舞台した作品だ。美術館の全貌を明らかにするために専門家ウード・ル・ヴォリュムールとその助手レオナールは、地下に広がる巨大な倉庫へと足を踏み入れる。
 フランスのマンガ文化ともいえるバンド・デシネは、一般的にはやや馴染みが薄い。しかし、ここではよく知られたルーヴル美術館を通じて、作品に接することが出来る。巻末には作品リスト、さらに美術史家・小池寿子さんによるルーヴルの歴史解説も収録し、理解しやすくなっている。

 小学館集英社プロダクションは、これまで『ウォッチメン』や『アンカル』といった、海外コミックスやバンド・デシネの邦訳出版に積極的に取り組んできた出版社である。日本におけるこの分野の中核的な存在でもある。ルーヴル美術館BDプロジェクトの出版は、そうした同社のそうした活動の一端だ。
 一方、5月27日には、荒木飛呂彦さんによる同プロジェクト『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』も集英社より日本語版が発売される。ルーヴル美術館BDプロジェクトを日本語で楽しむ機会が広がっている。
 
『レヴォリュ美術館の地下 -ある専門家の日記より-』
 著: マルク=アントワーヌ・マチュー
 訳: 大西愛子
 監修: 小池寿子
 定価: 2940円(税込)
 発売日: 2011年5月20日

小学館集英社プロダクション 出版情報 /http://books.shopro.co.jp/
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集