
作品は米国の二大コミックス出版社のひとつマーベルコミックスから誕生したスーパーヒーローたちを日本のアニメスタイルで映像化したものだ。2010年10月より第1弾『アイアンマン』が放映されたが、今回はその第2弾として驚異的な肉体再生能力を持つウルヴァリンをフィーチャーする。アニメ制作は、『サマーウォーズ』や『パプリカ』などのハイクオリティ映像で知られるマッドハウスが、前作に引き続き担当する。
作品は世界各地のアニマックスや米国の有力ケーブルチャンネルで放映されている。米国発のキャラクターが日本の映像作品となり、世界各国へ送り届けられている。そして、今回の日本での『ウルヴァリン』放映は、世界初となる。
2010年12月24日22時からは特別番組「いよいよ放送!『ウルヴァリン』スペシャル」を放送し、世界初を盛り上げる。番組のMCは俳優の鈴木亮平さん、ストーリー紹介やスタッフ、声優へのインタビューなど本作品のみどころを徹底解剖する。
シリーズは『アイアンマン』、『ウルヴァリン』に続く、第3弾、第4弾も予定されている。今後は『X-MEN』、『ブレイド』の2作品もマッドハウスに手でアニメ化され、アニマックスで順次放送する。
この『ウルヴァリン』の放送決定を記念して11月29日に東京都内で主役のローガン(ウルヴァリン)役の小山力也さん、相棒の雪緒役の朴ロ美(*)さん、青山弘監督が登壇した記者会見が開催された。登壇したそれぞれが、今回の作品対する意気込みや思い入れなどを紹介し、2011年1月の放映決定を盛り上げた。
*ロは本来は王編に路
画像: WOLVERINE: TM & (c)2010 Marvel Entertainment, LLC and its subsidiaries.
Animated series: (c)2010 Superhero Anime Partners. All rights reserved.
『ウルヴァリン』 /http://www.animax.co.jp/marvelanime/wolverine/
[記者会見登壇者コメント]

青山弘監督
「恋人が姿を消し、そのあとを追い来日するウルヴァリン。
政略結婚のため無理やり連れ去られたことを知り、恋人の真理子さんを取り戻すため悪の組織とたたかうウルヴァリンを見てほしいです。
日本で戦う姿、恋人を取り戻すまでのストーリーに注目してください。たとえ能力がなくても行動に起こさないようなやつではありません。」
小山力也さん
「ウルヴァリンの年齢設定が若いので、若々しく、ヤングウルヴァリンでいることに気をつけながら演じています。
一途な熱さと恋心を持つウルヴァリンに注目してほしいです。人間味の印象がとても強い作品です。
セリフの端端に人間らしさがあるので、そこにも注目してください。」
朴ロ美さん
「母親が信玄に消され、恨んでいる役どころなんですが、これ以上は語ることができないので、最終話まで見てほしいです。話数が進むごとに謎も解き明かされるので、是非見てください。話数が進むごとに国境は関係ないことを感じさせられます。
アクションシーンもたくさんあり、スピード感と迫力感のある映像になっています。一話、一話、楽しさを噛みしめて味わうことのできる作品です。」