832本から15のコンペ作品 第23回東京国際映画祭記者会見 | アニメ!アニメ!

832本から15のコンペ作品 第23回東京国際映画祭記者会見

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 9月30日東京・六本木アカデミーヒルズで、第23回東京国際映画祭の記者会見が行なわれた。1985年にスタートした映画祭は、今年で25年目23回目を迎える。アジア最大級の国際映画祭として国内外の注目を集める。
 本年は10月23日にスタート、30日まで9日間、世界各国の映画が上映される。また、映画祭の華ともなるコンペティション部門には、審査委員長にアイルランドのニール・ジョーダン監督を迎え、多くの応募作品の中から選ばれた15本が上映される。グランプリを目指し、インターナショナルな映画が競演する。

 記者会見では、公益財団法人ユニジャパンの高井英幸理事長と映画祭のチェアマンを務める依田巽氏が登壇し挨拶を行なったほか、コンペティション出品作を代表し『海炭市叙景』の熊切監督、主演の谷村美月さん、南果歩さん、竹原ピストルさんも姿を見せ、華やかな映画祭を期待させるものとなった。
 依田巽氏は、今年のコンペティションには世界76ヶ国から832作品の応募があることを紹介し、また今年はジャンプの年として作品選びにも力を入れたという。さらにアジア作品に力を入れえているとして、ブルースリー生誕70周年特集、黒澤明監督特集、台湾映画特集、トルコ映画特集などが行なわれることが明らかにした。

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 映画祭に『海炭市叙景』を出品する熊切監督は、自身の作品について「今までの作品では、一人か二人を描くことが多かったのですが今回は群像劇だったので、いつもの何倍も時間がかかり大変でした。最も力を入れたのは、各人物がそこにいたかのように、前後にも人生が見えるように描くことで、その点がうまく表現できたのではないかと思います」と語った。
 また、谷村さんは2日間かえて撮影した朝日のシーンを見どころとして紹介、南さんは地元の人との協力で生まれた作品が東京国際映画祭を通じて世界に向けて発信できることが嬉しいと映画祭での上映を喜んだ。

 映画祭には、コンペティション以外にも多数の映画が上映される。なかでも特別招待作品は、話題の最新作品が次々に上映され見応えたっぷりだ。オープニングは世界のインターネット界に広がるFacebookを生み出した若者たちを描いた『ソーシャル・ネットワーク』、またディズニーが最新の3D(立体視)技術で実現したSF映画『トロン;レガシー』の3Dスペシャル・プレゼンテーションが話題を呼びそうだ。
 アニメーションでは3Dアニメーションで全米大ヒットになった『怪盗グルーの月泥棒 3D』、ドリームワークスの人気シリーズの完結編『シュレック フォーエバー』がある。日本からはロシアン生まれのストップモーション・アニメーション『チェブラーシカ』を、日本人スタッフが27年ぶりに新作映画としたのが注目される。同時の上映のアニメ『くまのがっこう』と合わせて、ワールドプレミアとなる。

東京国際映画祭 /http://www.tiff-jp.net/ja/
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