「四畳半神話大系」劇中音楽に大島ミチル キャストも発表 | アニメ!アニメ!

「四畳半神話大系」劇中音楽に大島ミチル キャストも発表

2月21日のAR記者発表で2010年のライナップを発表したノイタミナ。そのなかで4月22日ノイタミナほかで放映をスタートするのが『四畳半神話大系』だ。

ニュース
注目記事
14andhalf.jpg 2月21日のAR記者発表で2010年のライナップを発表したノイタミナ。そのなかで4月22日ノイタミナほかで放映をスタートするのが『四畳半神話大系』だ。
 森見登美彦さんの原作をもとに、アニメ制作のマッドハウスとこれまでにない才能が集まり映像化する。湯浅政明監督、シリーズ構成上田誠さん、キャラクター原案に中村佑介さんなどである。

 2月21日の発表では、さらに多くの魅力的なスタッフとキャストが明らかにされている。劇中の音楽を『鋼の錬金術師』やNHK大河ドラマ『天地人』の大島ミチルさんが手掛ける。これまでに数多くの人気作品の音楽を手掛けてきた大島さんだけに、新感覚ともいうべき今回の『四畳半神話大系』ではどんな劇伴が生まれるか注目される。

 また、キャストでは、主人公である「私」役に浅沼晋太郎さん、ヒロイン明石さん役に坂本真綾さんが決定した。浅沼晋太郎さんは『グイン・サーガ』のイジュトバーン役などを演じている。また坂本真綾さんは、声優としてだけでなく、音楽アーティスト活動でも知られた存在、その存在感の強さが多くのファンを惹きつける。理知的でクールな女子大生という役どころの明石さんを、坂本真綾さんならの演技で演じきることになるに違いない。
 その他にも吉野裕行さん、藤原啓治さん、諏訪部順一さん、甲斐田裕子さんら豪華かつ個性派の声優陣が揃ったのが、今回の特徴だ。

 『四畳半神話大系』は「私」が経験する大学入学時をスタートに、存在したかもしれない幾つもの大学生活が異なったかたちで描かれる。続けて観ることで、作品の魅力が深まって行くことになりそうだ。
 監督の湯浅政明さんは、『マインド・ゲーム』で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞、毎日映画コンクールアニメーション部門賞など受賞している。また、『カイバ』や『ケモノヅメ』などでの意欲的な試みが注目されている。

 脚本の上田誠さん、キャラクター原案に中村佑介さんは、いずれもアニメ作品は今回が初参加だ。上田誠さんはヨーロッパ企画を中心に演劇の脚本からテレビのバラエテイ番組の企画、プロデュースまで、様々な才能を発揮する。
 中村佑介さんは、イラストレーションの世界で知られた存在である。繊細でどこか懐かしさを感じさせるデザインが特徴となっている。
これまでも数多くの意欲作が投入されてきた「ノイタミナ」だが、大型リニューアル後もそうした路線は健在だ。

      14andhalf2.jpg
       (c)四畳半主義者の会

『四畳半神話大系』 公式サイト /http://yojouhan.noitamina.tv/
2010年4月22日(木)よりフジテレビ「ノイタミナ」ほかにて放送
関西テレビ、東海テレビ、BSフジ放送

[スタッフ]
原作: 森見登美彦「四畳半神話大系」(太田出版、角川文庫刊)
監督: 湯浅政明
シリーズ構成: 上田誠(ヨーロッパ企画)
キャラクター原案: 中村佑介
キャラクターデザイン・総作画監督: 伊東伸高
美術監督: 上原伸一
色彩設計: 辻田邦夫
音響監督: 木村絵理子
音楽: 大島ミチル
アニメーション制作: マッドハウス

[キャスト]
「私」: 浅沼晋太郎
明石さん: 坂本真綾
小津: 吉野裕行
樋口師匠: 藤原啓治
城ヶ崎先輩: 諏訪部順一
羽貫さん: 甲斐田裕子
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集