10年間の軌跡を追う「ランティス・クロニクル」 2月8日発売 | アニメ!アニメ!

10年間の軌跡を追う「ランティス・クロニクル」 2月8日発売

このランティスの10年間の軌跡を追うムック『ランティス・クロニクル~10th anniversary of Lantis Official Book~』が、2月8日に音楽出版社より発売される。B5版200ページに及ぶ本書は、ランティスのこれまでの歴史や音源を余すことなく伝える。

ニュース
注目記事
 わずか10年前、ほんの数人のスタッフとアーティストでスタートした音楽会社ランティス。アニメやゲーム関連の音楽に特化することで急速にファンを拡大し、2009年には40組のアーティストが出演、2万人以上の観客を集める野外フェスティバルを実現するほどに急成長した。
 このランティスの10年間の軌跡を追うムック『ランティス・クロニクル~10th anniversary of Lantis Official Book~』が、2月8日に音楽出版社より発売される。B5版200ページに及ぶ本書は、ランティスのこれまでの歴史や音源を余すことなく伝える。

 いまでは音楽チャートでアニソンや声優の楽曲がランクインするのは珍しくなく、音楽のジャンルと一般的のも認識されている。しかし、10年前にこうした状況が存在してわけではない。
 ランティスをはじめとする音楽会社とそれを支えるファンガ現在のアニソンの状況を作り出した。そうした変化とパラレルに成長してきたランティスの歴史を振り返ることは、2000年代のアニソンの歴史を振る返ることでもある。

 『ランティス・クロニクル~10th anniversary of Lantis Official Book~』では、10年の歩みを年表形式で解説、またキー・ポイントになった作品を取り上げる。さらに10年間に発売された1800を超えるランティス・レーベル作品の全リストとおよそ100枚ものディスク・レビューを掲載する。
 井上俊次社長や伊藤善之副社長、さらに若手スタッフも登場し、会社を語る。コラムや「ランティス祭り」と「ランティス祭り後夜祭」のライヴレポートも、同社の裏側を知るコンテンツだ。

 そして、最も気になるのは、JAM Projectや平野 綾、茅原実里といったアーティスト40組のインタビュー。ランティスならでは豪華なものとなる。さらに「劇場版『涼宮ハルヒの消失』公開!「ハルヒ」はランティスに何をもたらしたのか?」や「海外から見たアニメソング」、「JAM Projectの海外進出について」といったコラムなど読み物も充実する。
 価格は税込み1575円。日本のアニソンについて知るための資料的にも価値の高い本である。



CDジャーナルムック
『ランティス・クロニクル~10th anniversary of Lantis Official Book~』

判型:B5版 ページ数:200ページ
定価: 本体1500円+消費税
発売日: 2010年2月8日

[主な内容]
■ランティス10年の歩み
■アーティスト・インタビュー
JAM Project/平野 綾/茅原実里/GRANRODEO/栗林みな実/畑亜貴/橋本みゆき/小野大輔/緒方恵美/椎名へきる/ALI PROJECT/岩田光央/遠藤正明/CooRie/新谷良子/鈴村健一/スフィア/速水奨/美郷あき/milktub/森久保祥太郎/妖精帝國/yozuca*/麻生夏子/伊藤真澄/G.Addict/後藤邑子/清水愛/Ceui/瀬名/中原麻衣/のみこ/飛蘭/marble/MOSAIC.WAV/結城アイラ/eufonius/Little Non/Rey
■ランティス社長 井上俊次×影山ヒロノブ対談
■ランティス副社長 伊藤善之 インタビュー
■ランティス若手スタッフ座談会
■ディスク・リスト&ピック・アップ・レビュー
■劇場版『涼宮ハルヒの消失』公開!「ハルヒ」はランティスに何をもたらしたのか?
■コラム
「海外から見たアニメソング」/「JAM Projectの海外進出について」/「男性声優(ランティス文化系)について」/「90年代から活躍するヴェテラン声優と00年代以降の若手声優」/「萌えソング・電波ソング」/「PCゲームのアニメ化とその主題歌の発展とアニソンとの関わり」 他
■特別寄稿 ランティス10周年記念 麻宮騎亜 描き下ろしイラスト
■ランティスってどんな会社!?~関係者に聞く
■『ランティス祭り』&『ランティス祭り後夜祭』ライヴ・レポート
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集