「映画館に行こう!」全国3260スクリーンの上映スケジュールをデータ化 | アニメ!アニメ!

「映画館に行こう!」全国3260スクリーンの上映スケジュールをデータ化

 「映画館に行こう!」実行委員会は、12月18日から全国611館3260スクリーンの上映スケジュールをデータベース化し、公式サイトにて無料提供をスタートした。
 情報提供を行う映画館は、実行委員会が参加意思を確認出来た映画館としている。しかし、2008年末に現在で国

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 「映画館に行こう!」実行委員会は、12月18日から全国611館3260スクリーンの上映スケジュールをデータベース化し、公式サイトにて無料提供をスタートした。
 情報提供を行う映画館は、実行委員会が参加意思を確認出来た映画館としている。しかし、2008年末に現在で国内の映画スクリーンは3359(日本映画製作者連盟調べ)、そのほとんどをカバーするものとなる。映画鑑賞の事前情報の提供に力を発揮しそうだ。

 「映画館に行こう!」実行委員会は、映画製作者連盟、外国映画輸入配給協会、モーションピクチャーズ・アソシエーション、全国興行生活衛生同業組合連合会の映画産業関連の4団体が参加する。
 映画ファンの利便性を高め、映画人口の増加に貢献することを目的に設立された。映画人口の拡大を目指し、各種割引キャンペーンや盗撮防止キャンペーンなどを行っている。

 今回の「上映スケジュールデータ配信サービス」は、そうしたプロジェクトのひとつである。全国の劇場の上映スケジュールデータを集めて一覧にする。「映画館に行こう!」は、映画館での鑑賞の阻害要因のひとつにどんな映画がいつどこで上映されるか判りづらいことがあると指摘する。今回は情報を提供することで、こうした機会損失を回避する。
 上映スケジュールのデータは「映画館に行こう!」の公式サイトで閲覧出来るだけでなく、全国紙や各地方紙、フリーペーパー、ウェブサイへの無料提供も予定する。より多くのメディアを通じて公開し、データの活用を目指す。第1弾として12月18日付の朝日新聞東京本社版夕刊に、「映画館に行こう!」のデータによる上映スケジュールが掲載された。

 これまで映画館のスケジュールは、興行会社や配給会社の発表する情報や新聞、映画情報誌、情報サイトが提供する情報であった。興行会社や配給会社のデータは、自社関連作品のみを扱うため一覧性という点では不十分となっていた。
 一方で、各種メディアの情報は商業媒体ということもあり、取り扱うデータの範囲や作品、劇場に差が出ることもある。「映画館に行こう!」のデータは、全国のほとんどの映画館上映情報が、公平に閲覧できる点で大きな威力を持っている。

「映画館に行こう!」 公式サイト /http://www.eigakan.org/
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