「バクマン。」2010年秋NHKでアニメ化決定 デスノコンビの話題作 | アニメ!アニメ!

「バクマン。」2010年秋NHKでアニメ化決定 デスノコンビの話題作

 NHKは、12月11日に2010年のテレビアニメのライナップとして『バクマン。』を発表した。『バクマン。』は、大ヒット作『DEATH NOTE』を送りだした大場つぐみさんと小畑健さんによるマンガを原作とする。2010年秋から教育テレビで放映開始する。
 原作は現在「週刊少年

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 NHKは、12月11日に2010年のテレビアニメのライナップとして『バクマン。』を発表した。『バクマン。』は、大ヒット作『DEATH NOTE』を送りだした大場つぐみさんと小畑健さんによるマンガを原作とする。2010年秋から教育テレビで放映開始する。
 原作は現在「週刊少年シャンプ」(集英社)に連載する。マンガ家として成功を目指す最高と秋人のリアルな描写が、大きな人気を呼んでいる。作品の主人公たちが作家ふたりと重なって見えるだけでなく、あたかもジャンプ編集部を思わせる舞台設定も話題だ。こうした物語がNHKでどのように表現されるかも目が離せない。

 そのアニメーション制作を行うのはJ.C.STAFFである。『のだめカンタービレ』シリーズや『青い花』など丁寧な作品づくりに定評がある。
 また、早くも制作スタッフも明らかにされている。監督には『のだめカンタービレ』、『青い花』、『ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ〜』の話題作が多いカサヰケンイチさんと『コードギアス 反逆のルルーシュ』の演出などで活躍した秋田谷典昭のふたりの名前が挙がる。シリーズ構成は吉田玲子さん。『カレイドスター』や『けいおん!』など数々のヒットを創り出してきた実力派である。
 番組は全25話、半年間のシリーズを予定する。緻密な構成の原作だけに、アニメでも濃厚な物語となりそうだ。

 制作・著作権者のクレジットにNHKと並んで、小学館集英社プロダクションが並んでいることも注目される。同社はもともと小学館の子会社小学館プロダクションとして、キャラクター・ライセンス管理事業を行っていた。2008年6月に集英社からも出資を受け、小学館集英社プロダクションに生まれ変わった。
 これまでは同社の取扱いは小学館の作品がほとんどだった。今回のアニメ『バクガン。』が、同社が国内で集英社の大型作品を取り扱う初のケースになると見られる。
 小学館集英社プロダクションは国内のライセンス事業に強みを持つだけでなく、グループ会社の米国法人VIZメディアを通じて海外でも強力なネットワークを持つ。海外で絶大な支持を受けた『DEATH NOTE』の作者の最新作だけに、海外も含めた展開が小学館集英社プロダクションに期待されている可能性が高い。

 小学館集英社プロダクションが関わる大型作品では、同じ12月11日に『ポケットモンスター』の最新劇場映画『劇場版 ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者Z』の2010年7月11日公開と2010年3月6日の『映画 ドラえもん のび太の人魚大海戦』の公開日が発表されている。
 また、「週刊少年シャンプ」の作品では人気シリーズ『NARUTO』の最新劇場版 が、2010年夏に公開されることも明らかにされている。いずれも規定路線ではあるが、2010年のアニメ界を賑わせることになりそうだ。

アニメ『バクマン。』 /http://www9.nhk.or.jp/anime/bakuman/

NHK アニメワールド /http://www9.nhk.or.jp/anime/
小学館集英社プロダクション /http://www.shopro.co.jp/
《animeanime》
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