10月22日より、東京・お台場の日本科学未来館などにてデジタルコンテンツの大型イベント デジタルコンテンツエキスポ(DCEXPO)が開催される。CGや3Dなど、アニメーション、そしてアニメーション周辺領域まで様々な作品、技術、トレンドが紹介される。 個人制作のアニメーションもそうした主要なテーマのひとつである。10月22日14時半からは、過去10年間の個人制作のアニメーションの環境変化を取上げた「2000年代の個人制作アニメーションと環境変化」と題したセミナーが開催される。 セミナーは個人制作のアニメーションについて研究を行っている真狩祐志さんとアニメーション作家で3DCGディレクターを務めるうもと ゆーじさんによるトーク形式で進める。日々の早い動き中で見落とされがちな、より大きなトレンドを確認するよい機会となるだろう。 出演者によれば、2009年は2000年代最後の年にあたる。これを機会に過去10年をまとめて振り返る内容とのことだ。 主要なトピックスとして、2000年代の10年間のいくつかの特筆すべき事例を取上げる。商業レベルに比肩するクオリティで話題となった『ほしのこえ』でブレークした新海誠氏、各方面で笑いを誘いシリーズ累計50万枚超のDVDを売り上げた『スキージャンプ・ペア』の真島理一郎氏、そして第81回アカデミー賞短編アニメーション部門で受賞した『つみきのいえ』が記憶に新しい加藤久仁生氏などである。 さらにこの10年間の作品制作にまつわる環境も変化も重要なテーマとなる。作品の見た目や制作に使用するソフトやツールの違い、それぞれが個別に扱われることでかえって分かりにくくなっている現在の状況を紐解く。 セミナーは10月22日、日本科学未来館で開催、観覧は既に事前受付を開始している。公式サイトより申し込みが必要だ。DIGITAL CONTENT EXPO /http://www.dcexpo.jp/申込者情報登録フォーム /http://www.dcexpo.jp/adv_rsv/?id=AG022000年代の個人制作アニメーションと環境変化日時 2009年10月22日(木) 14:30-15:45(開場時間 14:00)場所 日本科学未来館(会議室2)[登壇者]真狩祐志(個人制作アニメーション研究者)うもとゆーじ(アニメーション作家/3DCGディレクター)
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